先日のメルマガの内容は、
よほどの強い魅力がない限り
立地の悪いサロンにはお客様は来ない
とお伝えしました。
それは間違いないと
思うのですが、
「移転したほうがいいですか?」
と度々相談されます。
お金がかかることなので
安易に「移転してください。」とは
申し上げにくいです。
それこそ、
あなたが活かせていない
本当の強みはないか?
といった、
今のスキルや人生を
掘り下げる作業になります。
しかし、
そんなに簡単に
出てくるものではありません。
簡単にできたら
誰も商売に困ることはありません。
それが出来ないから廃業するのです。
その点、移転をするのは
費用はかかりますが誰にでも行えます。
BtoC(企業と消費者)ビジネスにおいて
「商売は立地がすべて」
と言うぐらいだから
立地は最強の経営戦略です。
文字通り立地戦略という言葉がありますが
大手のサロンさんは、
いつも
駅前や商店街、ショッピングモールなどの
立地が良いところに出店します。
ロードサイドのコンビニの跡地なども人気です。
理由は解りますよね?
人通りが多いので集客しやすい。
↓
新規客が多くなるからリピート率が低くてもなんとかなる。
↓
だからアルバイトだけでも成立する。
駅前の大手サロンに
行ったことはありますか?
上手なセラピストさんもいますが
多くの人は、
解剖学、解剖生理学、運動学などを
考えたマッサージが出来ているかというと
そうではありません。
未経験から
1週間程度の研修でデビューさせる
サロンもあるそうです。
(研修3日間という話も聞いたことがあります。)
なので
技術が未熟でも仕方がありません。
でも
潰れない店舗が多いです。
半年後に行ったら、
全スタッスが入れ替わっていたりするのに
まだ潰れない。。。
結局、立地がよければ
セラピストは誰でもよい。
技術はそこそこでOK。
ということなのか?
悲しいです。(;_;)
接客に関しても
都市部では日本語が出来ない
外国人も働いているぐらいなので
施術前のカウンセリングは、
ほぼ無し。
施術後のアドバイスも
ほぼありません。
このような状況でも
潰れないサロンは実際にあります。
なので
商売は立地がすべて・・・。
悔しくないですか?
あなたの方が勉強しているのに。
では、
考えてみてください。
そんな中、
あなたのような
勉強もして、資格を取った
優秀なセラピストが
駅前に移転してきたら
他のサロンさんは困るでしょうね。
もしかしたら
あなたのサロンに
お客様が来ない理由は、
立地だけの問題ではないですか?
今後、もし、
立地が良いところに
移転できたら
数カ月で軌道に乗るかもしれません。
本当に立地が良い場所なら
初月から黒字経営です。
そうすると
次の展開として
あなたは、
好きな時だけ働いで
後は、
あなたがしっかり教育、訓練した
アルバイトさんが
サロンをまわしてくれるかも・・・
もしくは、
サロンの空き時間を
同業者へレンタルするのはどうですか?
立地がよく、
しっかりした技術と知識とおもてなし。
大手にはできない
きめ細かいサービス。
そんなサロンがあったら
地域の人たちは喜んでくれるばず。
立地で泣く人、笑う人がいるのは事実です。
そういえば、
随分前のセラピスト懇親会で
ある卒業生が
「サロン開業した後に、
目の前に大型ショッピングモールが出来て
お客さんが勝手に来てくれるんです。」
と自己紹介のときに言っていました。
立地で笑う人ですね。
(笑いが止まらない感じでした)
ラッキー話でしたが
人生変わると言っても大袈裟ではありません。
あなたも
立地戦略を一度検討してみては?
このページはヘッドライフ代表の江口が作成しました。(2019.7.7)