サロン開業で失敗したこと(コンセプトカラー)

ヘッドライフ代表、ヘッドマッサージ専門家の江口です。

 

ある卒業生Aさん(男性)のサロン開業相談を1対1で行いましたが、私が犯した失敗と同じような失敗をしていますので皆様とシェアします。

 

(私の失敗は後半です。

 

Aさんは、自宅の庭にあるプレハブ小屋をキレイにして開業する予定です。

 

最近は店舗用のプレハブもあってお洒落なものがたくさんあります。

 

(Youtubeで「プレハブ 店舗」で検索) 

 

固定資産税がかからない方法もお話ししました。 

 

それはさておき、Aさんは、 DIYが得意でご自身で内装工事をされたのですが、写真を見せていただくと黒系のデザイン壁紙と白の漆喰の壁にしており、インテリアは、落ち着いた上品なモノです。

 

いかにも男性的で、スマート&インテリジェンスな感じです。 

 

そこまでは良かったのですが、サロン名がまだ決まっていないという相談がありサロン名の考え方を指導しました。

 

 Aさんの希望は、「やわらかい、ふわり系」のサロン名です。

 

ん!??

 

ちょっと待って

  

私は、先に内装写真を見せていただいたので違和感がありました。

 

内装は、黒系のスマート&インテリジェンスでサロン名は、柔らかふわり系??

 

そこは、どちらかに統一した方が良いのかなと思います。

 

これから、ホームページやチラシも作るわけですから、コンセプトカラーやイメージは決めておくべきです。

 

もちろん、サロンコンセプトとコンセプトカラーが一致するのがベスト。

   

これからご来店いただいくお客様に与える印象をWEBサイトからリアル店舗まで統一すると記憶に残りやすいはずです。

 

プラセボ効果(プラシーボ効果)も働くかもしれません。

 

私が犯した失敗は、コンセプトカラーそのものです。

 

頭ほぐし専門店atamaのコンセプトカラーは

 

オレンジ色なのです。

 

与える印象(影響)は、「元気」「陽気」「活発」です。

 

今は移転したのですが、移転前のサロンは看板も壁紙もオレンジ色。

 

8メートルの壁一面がオレンジ色です。

 

頭ほぐし専門店atamaは、頭が重い・目が疲れて痛い・眠れてなくてしんどい、といった症状のお客様がご利用になりますが

 

サロンに入るとオレンジ色の看板がドカーン、壁紙がバーンみたいな…

 

頭も体もしんどいのに元気で陽気なオレンジ色はかえってしんどいです。

 

しんどい時、憂鬱な時に避けたい色がオレンジ。

 

元気になってもらおうと思って決めたコンセプトカラーでしたが、今、まさに、しんどい時は、入りたくないと思います。

 

もっと落ち着いた色にしておけばよかったとずーっと後悔しています。

 

そういえば、開業当初、タオルまでオレンジ色でした。

 

移転してオレンジ色は入り口のゴロだけにしました。

 

内装には一切、オレンジ色は使ってません。

 

(タオルも)

 

でもホームページは、オレンジのままです。

 

いつか直そうと思いながら何年もそのままです。

 

集客もリピートもできているので、急ぎではないのが救いです。

 

私は自分のホームページを見るだけで憂鬱になります。

 

時間もお金もかかるからです。

 

これから開業する方は、サロンコンセプトとコンセプトカラーのボタンの掛け違えがないようにしましょうね。

 

このメルマガは2020年3月8日に配信しました。


この記事の執筆者

江口征次  

 

インスタグラム大阪会場

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック代表取締役  

頭ほぐし専門店atama代表

ヘッドスパ専門店atama代表

 

【商品】

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。