皆様 お元気にされていますか?
鍼灸師あんまマッサージ指圧師の神谷です。
いつもなら冒頭のご挨拶で何気なく使うこの挨拶が、とても重く感じる今日この頃。
本当に1日も早いコロナウイルス感染拡大の終息と、一人でも多くの患者様が早く回復されることを願う日々です。
皆様も、日々色々な不安の中におられると思います。
しかし!!!
東洋医学で恐怖や恐れは生命力を司る『腎』を病むと言われています。
最近眠りが浅くなった。
最近めまいや耳鳴りがある。
目の疲れが酷くなった。
腰がだる重い。
などの症状は出ていませんか?
腎は生命力を司ると言いましたが、若々しさを保つ上でとても大切な臓。
不安を感じないなんて、なかなか難しい状態ですが、それでも楽しくわくわくする心、気持ちを抱けるようなことをしてみて下さいね!!
そして!
今日はそんな『腎』を元気にしてくれるツボ!をご紹介。
一つ目が『腎愈』
腰にあります。
立った状態でウエストに手をやると、ちょうど親指があたる腰の部分。
押すと気持ちいいと思います。
私のオススメは、ここに’こんにゃく湿布’をすること。
板こんにゃくを3~5分ほどお湯で煮ます。
タオルにくるんで、先ほどの腎愈がある辺りを温めます。
こんにゃく湿布はカイロとは違い、湿熱なので、じんわりポカポカ温まります。
温まると、心もほっとします。
もう一つオススメなのが、『太渓』。
こちらは足首の内側にあります。
足裏を床につけた状態で、内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみです。
ここにはお灸がオススメ。
お灸を買いに行けない方は、優しくじんわり押して上げるのもGood!
ぜひ試してみて下さい。
これからも、何か皆様のお役に立つ情報をコラムで送りますね!!
あっ!!
今、鏡を出して、ご自分の舌を見てみて!
舌先が赤くなってないかしら。
もし舌先が赤くなっていたら、
上半身に熱がこもっている(発熱とは別)状態。
いったん、スマホ、タブレット、PCを置いて、目に温かいホットタオルを置きましょう。
そして、足裏をしっかりマッサージしてみて。
あと、後頭部と首の境目のマッサージもオススメです。
どうしても目を使いがちな毎日。
目を使いすぎると血虚になりやすいの。
血虚のお話は次回にしましょう。
楽しく、養生してみて下さいね!!
🌸神谷先生の講座🌸
この記事は2020年4月20日に配信したものです。
3ヶ月先まで予約の取れない
鍼灸・あん摩マッサージ指圧師
神谷 江代
年のせいと諦めないで!をモットーに、体質改善から美容鍼灸までトータルケアを行う施術家。
完全自費施術、完全予約制の施術は3ヶ月先まで予約が埋まっている。
また、施術だけでなく、国立大学大学院で生理学を専攻。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の専門学校を首席卒業。
という今まで培った知識と、臨床家県を伝える講師としても活躍。
専門的になりすぎず、分かりやすいと好評。
施術家向け講座、市民向け講座と幅広い実績を持つ。