東京代表の大八木です。
私ができることは、自粛することです。
そのなかでも、希望を見つけています。 まず、年頃の娘たちと幼児期以来に一緒に過ごせていることです。
ずっと共働きでサービス業だったため、 そもそも我が家には、盆、正月、GWは関係ありませんでした。
フルで一緒にいれるGWは願ってもいない出来事です。
娘たちは、花嫁修業をすると張り切り毎晩ご飯を作ってくれます。
そして、 私なりに沢山の気づきがありました。
人は問題が起きた時こそ、考える!
新しいやり方、 新しい仕事、 新しい出会い、 新しい考え方が生まれる。
以前、有田教授の講義で
「今は脳派やCTなどで検査がわかるが、病気やケガなど、医学では特定の状況のもと、どのような症状が出たかによってその部位の働きを推測します。」と、
次のようなお話を聞きました。
これは、1848年アメリカの鉄道作業員の男性のお話です。
ゲージという男性が事故にあい、鉄の棒が前頭部を貫通してしまいました。
幸い一命をとりとめましたが、前頭前野の部分が完全に破壊されていました。
退院したゲージは言葉も話せる、 歩行、運動機能も正常、 記憶にも問題はない、 全く生活に問題がないのです。
ただ、 以前ゲージを知っていた知人や同僚が言った言葉は、
「昔の彼ではない」 と、人格が変わったというのでした。
意欲をなくし、集中した作業ができなくなり、
そして、 人の気持ちが読めなくなってしまったのです。
当時は、この症例から、
前頭前野には、 意欲、集中、ノンバーバルコミュニケーションが働く機能があると、 推測されたそうです。
現代の有田教授の説明ですと、
ドーパミンを受けて意欲を生み出す部位は前頭前野にあり、
ノルアドレナリンによるテキパキと集中して作業をこなす能力も司り、
先月、前頭前野のコラムでお話したノンバーバルコミュニケーションもこの部分です。
セロトニン講座と一緒に前頭前野の講座もコロナが落ち着いたらぜひ開催したいなぁと思っています。
自分が病んだから学びはじめる、
アレルギーになったから学び始める、
家族が困っていたから学び始める、
色んなきっかけがあってこそ学びを始め、新しく変化していくのだと思います。
きっと今回も大丈夫と信じて。
マザーテレサの言葉でこんな言葉があります。
「反戦運動などには参加しません。ですが平和活動には喜んで参加します」
意味や行動は同じなんですが、気持ちをどう向けるかですね。
今は自粛しなくちゃではなく、 「お家にいよう」で、 なんだか気持ちが変わりますね。
それからInstagramのシェアもありがとうございます。
皆さんが全国で頑張ってるのが、今の私の活力にもなっています。
よりよいステイホームをお過ごし下さい。
このメルマガは2020年5月10日に配信しました。
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