代表の江口です。
本日のタイトルは、
「グルーミングは秒速3〜10センチ」です。
何年前からでしょうか、
おそらくですが、
リラクゼーションの手技テクニックを【グルーミング】と呼びだしたのは
私が初めてだと思います。
グルーミング(grooming)とは、
本来、猫や鳥が行っている毛繕いや、猿のノミ取りのことです。 人間においては、ソーシャルグルーミングとも言いい、平たく言えばスキンシップのことです。 ハグや手をつなぐ、楽しく会話することもグルーミングと言います。 マッサージ全般は、代表的なグルーミングでオキシトシンの分泌が促進してセロトニンが活性化します。 オキシトシンは、愛情ホルモンと呼ばれ、信頼関係を築くために必要です。
第一印象は髪のグルーミングで決まる!
授業中は、ヘッドマッサージ講座だけではなく、
腸セラピー講座などでも、グルーミングと連呼していますが、
手技テクニックとしては、
「さする」または「こする」こと全般をさします。
「さする・こする」には、
「軽擦(けいさつ)」から「強擦(きょうさつ)」
までがありますが、
グルーミングという意味で言うと
「心地よさ」を感じないと、
オキシトシンが分泌しないので
そのお客様に存在する
「軽擦」から「強擦」までの間の
心地よいゾーンを見つけ出す必要があります。
腸セラピーの最初の手技は、
お腹のグルーミングですが、
その方のマッサージセンスが判明します。
子供のお腹をさすってあげる感覚、
調子が悪い人の背中を「大丈夫?」といって
さすってあげる感覚なのですが
やたらと
クリクリクリクリと
速度が速い人や
どれだけ
スローモーションやねんと
突っ込まれる人もいます。
(最初だから緊張もあり仕方がないですよ)
人を癒すための
「丁度いい・適度」が、
感覚的に備わっていない人がいます。
(すぐに改善するのでご安心ください)
脳科学者の先生によると
オキシトシンが分泌しやすい触れ方は、
秒速5センチ~10センチだそうです。
(余計に頭が混乱するかな?)
肌ざわりが良い絨毯を触る時に
秒速5センチが良いという人がいれば
秒速10センチが良いという人もいるでしょう。
自らが、自発的に触るのは、
個人の好みでいいですが、
腸セラピーで施術をする側になると
秒速10センチがおすすめです。
ある程度の速度をもって
軽擦することで摩擦熱が加わります。
手のひらの体温もあるので
お腹がポカポカします。
それは、血流が良くなった証拠です。
ヘッドマッサージの髪を整えるグルーミングも
秒速10センチで良いと思います。
私みたいな中年男性が
あなたの髪を秒速3センチの
スローモーションで触りはじめたら
きっと、ストレスホルモンの
コルチゾールが出て鳥肌が立ちますよ(笑)
グルーミングもセンスが必要です。
秒速3~10センチを
一度、試してみてください。
このメルマガは2020年8月19日に配信しました。
大阪代表・協会理事長
江口征次
株式会社ヘッドクリック 代表取締役
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
ヘッドライフ 代表管理人
頭ほぐし専門店atama代表
ヘッドスパ専門店atama代表
ハンド、腸セラピー、リンパ等のセラピスト協会 理事長
業務用ヘッドマッサージオイル・施術用枕の販売責任者
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990