ヘッドマッサージ資格講座、東京代表の大八木です。
今回は日々、ヘッドセラピストの育成に励んでいるスクール講師として、睡眠に関するホルモン『メラトニン』についてお話します。
眠れない、寝つきが悪い、目覚めが悪いなと感じる方は、もしかしたら『メラトニン』がうまく分泌されていないのかもしれません。
有田教授がメラトニンは「自前の睡眠薬」とおっしゃっていました。
ヘッドマッサージ・ドライヘッドスパのセラピストさんをはじめ、リラクゼーションサロンの方だけでなく、
眠りに不安や問題を抱えている方にメラトニンの働きの素晴らしさを知ってほしいです。
9月になりました。秋の夜長と言われる長月。
秋分の日を迎えると段々日が短くなります。
夜も長くなり夜も寝覚めることが多くなる月という意味合いで、「寝覚月(ねざめづき)」ともいうそうです。
何回も目覚めると気になってしまうと思いますが、睡眠のサイクルが90分位ずつにあるので、そんなに気にはしなくてもよいそうです。
目覚めてもまたすぐ眠れるなら、そんなに問題はないそうですよ。
脳科学からいうと、中途覚醒で1.2回目覚めても正常範囲だと、有田教授もおっしゃっていました。
(有田教授はもともと睡眠の研究をされていました) 中途覚醒は寝酒が原因なこともあります。
夜中に目覚めて朝まで寝付けない場合は早めにケアをしたり、専門機関へご相談もおすすめします。
眠りの深さや質は「メラトニン」の量に影響が大きいそうです。
メラトニンの分泌のピークは夜12時ごろです。
この時間には布団に入り寝る準備をしたいですね。
それまでにたっぷりのメラトニンを分泌しておきたいです。
しかし、寝る前にパソコンやスマホをすることで、 睡眠ホルモン「メラトニン」を減らしてしまいます。
ブルーライトがメラトニンを除去してしまうのです。
ブルーライトはセロトニンには影響しませんので、パソコン、スマートフォン作業は昼間に行う事をおススメします。
実際に寝る前3時間前にスマホを見なくなった方から、眠りの質が変わったと伺いました。
夜中にトイレに行くときも明るく電気を付けないでフットライトにするとか、夜中に目覚めて時間を見る時はスマホでなく、時計を見るのがおススメです。
先日寝る前にパソコン作業をずっとしていた私は、いつもスムーズに眠れるのに、寝付けない、眠りが浅い、夜中に目が覚める、そして朝の目覚めが悪い、
さらに、そのせいでお腹のハリ、 (久しぶりに便秘になりました)
顔色が悪い、なんだか、頭もボっーとする、耳なりもするし、やる気も起きない。
眠れないだけでなく「不定愁訴」がおきました。
以前の私なら体がおかしいと不安になり、病院にいっていたでしょう。
20年前も同じようなことがありました。
嘔吐下痢を繰り返し、ひどい耳鳴りでもが起き、病院に行くと「ストレスです」といわれ、どうしてよいかわからなかったこと思い出します。
自分が学んだことを考えると、「メラトニン」です!
寝る前のパソコンがこんなに目が冴えてさしまうのかと、改めて実感しました。
体は疲れているのに眠れない。
知らないうちに、メラトニンが分泌しない脳になっていたこと。
実は、睡眠時間にも影響を与えるそうです。
メラトニンの量は年齢と共に減っていきますので、年をとるほど睡眠時間が短くなるそうです。
だから、朝早く目が覚めてしまうのは、気にしなくても大丈夫だそうですよ。
目覚ましより早く目覚めても、目覚めの良さや、昼間の活動に影響がなければ睡眠はとれているでしょう。
ヘッドマッサージサロンのお客様にも「朝5時に目覚めてしまうの」といわれ、よく話を伺うと12時には就寝していることが多々あります。
しっかり5時間眠っていますね。
5時間でもスッキリ目覚め、不調がなく過ごせているなら睡眠の質に大きな問題はないと思います。
ヘッドマッサージ資格講座の卒業生の皆様も、お客様のお話はよく伺いましょう。
メラトニンの働きは、睡眠だけでなく、抗酸化作用があることです。
別名アンチエイジングホルモンともいわれることをご存知ですか?
なぜかというと活性酸素を除去してくれます。
活性酸素は、老化や成人病(アルツハイマー病やパーキンソン病など)の誘発物質といわれております。
活性酸素には、 抗酸化作用をもつビタミンCや、ビタミンEを摂取するのが効果的ですが、メラトニンも効果があるとされています。
メラトニンの抗酸化作用はビタミンCの2倍と読んだことがあります。
改めて、健康にも美容にも、 不可欠なホルモンだといえます。
メラトニンの分泌が盛んになる夜にしっかり睡眠をとることが大切ですね。
昼間に寝ても、メラトニンは分泌されません。
だから夜の睡眠をしっかりとることが大切です。
当協会のミッションの一つ不眠を解消してうつを予防する!
うつだけでなく、病気の予防にもつながりますね。
ヘッドマッサージや腸セラピー、ハンドリフレの資格講座でもお伝えしておりますが、 睡眠の勉強はオススメです。
脳内で必要な時間に必要なホルモンが分泌できていないことも、眠れない理由のひとつです。
メラトニンの原料はセロトニンです。
昼間のセロトニン分泌が夜の睡眠の鍵を握っているのです。
私達はそこにアプローチできる手技を持っています。
脳疲労のお話はまた少しずつ掲載させて頂きますね。
ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージのセラピストさんは、メラトニンを知ることで眠ることの大切さをお伝えし、疲れた社会を皆さんで元気にしていきましょう!
このメルマガは2020年9月3日に配信しました。
更新日2024年11月11日
大八木さとこ
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
東京代表
セロ活アドバイザー資格講座・代表
セロトニンDojo認定セロトニントレーナー
睡眠健康指導士
感涙療法士
◆オンライン講座(無料版・有料版)
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◆ロッキング法
仰向けの状態で身体の背面をほぐすテクニック。骨盤が緩めば頭蓋骨も緩みさまざまな効果が期待できます。
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◆頭蓋底リリース法
指が届かない頭蓋骨の底の中心部分を緩める手技です。脳脊髄液の流れが良くなることからホルモンバランスが整い更年期障害や体質改善に有効です。
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ヘッドマッサージの必殺技!α波2が高まりセロトニン活性が行えます。
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