代表の江口です。
先日、ある卒業生から、
こんなご質問をいただきました。
「首揉みの狙いは、僧帽筋でしょうか、板状筋でしょうか?」
この質問、すごくわかります。
私も、学生時代に
同じような質問を当時の先生にした記憶があります。
マッサージが上手になりたい。
少しでも
お客様に喜んでもらいたい。
ただやみくもに
筋肉をほぐすだけではなく
自分で理解して、
納得がいく施術をしたい。
その部位を施術することで
どんな効果があるかを知りたい。
この卒業生さんと当時の私がリンクします。
今回は、ヘッドマッサージ講座の
2級、1級で行う「基本の首もみ」についてのご質問です。
首(頸)の背面部は、
複数の筋肉が重なり合っているため
僧帽筋、板状筋など、
1つだけの筋を狙ってアプローチするのは
基本的に不可能です。
(肩もみも僧帽筋だけではなく、
斜角筋、肩甲挙筋、菱形筋など含んでいます。)
当協会のヘッドマッサージでの「首もみ」は、
複数の筋肉を同時にほぐす、プラス、頸椎に柔軟性を与える
ために行っています。
簡単に言うと、
「筋肉だけではなく骨もほぐす(整える)」
それは、軽度のストレートネックの予防改善になります。
「生理的湾曲を取り戻す」という言い方もします。
そして、
当協会のヘッドマッサージ講座に
整体法を取り入れている目的は、
「筋肉のコリをほぐすだけではなく、
骨格を整えることでコリにくい体をつくる」
ことです。
言い換えると
「気持ち良かったは最低限、
結果追求型のヘッドマッサージです。」
科学的にも実証済みの施術です。
→コチラ
(セルフケアでも結果がでました→コチラ)
本格的な治療家(徒手療法家)の先生は、
一つ一つの筋肉を理解して
なるべく、
ピンポイントでアプローチをしますが、
リラクゼーションセラピストとなると
ピンポイントではなく、全体的な感じで
便宜上、体表に
1線、2線、3線など線分けをして
ラインでほぐすことが多いです。
それは、
ツボのラインの経絡でもないです。
どちらかと言うと
タイ式マッサージのエネルギーラインの
SENみたいなものです。
当協会のヘッドマッサージは、
やり方を守って、ラインで進んでいくと
勝手に、いつも間にか、、、、
整体法になっています。
やり方が違って
ラインも違うと台無しです・・・。
指定のラインをたどれば
ツボを覚えていなくても
自然と頭痛改善のアプローチになっていたりします。
代表の私と西口店長で
トライ&エラー(試行錯誤)を繰り返し
作り上げました。
お陰様で、
頭痛、耳鳴り、めまい、不眠症など自律神経の症状は
改善できるようになりました。
お客様や卒業生からも
「薬が手放せた」など
そんなお便りをいただくことがあります。
頭をほぐすだけで、
便秘や腰痛が改善することも多くあります。
頭をほぐして
便秘、腰痛が改善する話は、
「ヘッドマッサージあるある」です。
それができていない
セラピストは、
きっとやり方が間違っているのでしょう。
具体的には、
次の機会にお伝えますね。
自分がやりやすいようにやる
好きなようにやる
のではなく、
私の願いは、
「正しい施術を正確に行う楽しみ」
を感じてほしいです。
そして
コンスタントに結果を出しましょう。
PS
参考のために「頸部の筋 断面図」で画像検索をお願いします。
このメルマガは2020年10月1日に配信しました。
ブログ作成者
大阪代表・協会理事長
江口征次
株式会社ヘッドクリック 代表取締役
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
ヘッドライフ 代表管理人
頭ほぐし専門店atama代表
ヘッドスパ専門店atama代表
ハンド、腸セラピー、リンパ等のセラピスト協会 理事長
業務用ヘッドマッサージオイル・施術用枕の販売責任者
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990