東洋医学セミナー参加者の声とご質問への回答

 

ヘッドライフ通信をお読みの皆さま。

 

こんにちは。鍼灸あん摩マッサージ指圧師の神谷です。

 

 

 

 

秋もどんどん深まっていますね。

 

この時期は、悲しみや憂いの気持ちが高まりやすいと言われています。

 

 

 

妙にハイテンションで元気いっぱい頑張らないと!なんて無理しちゃうと、一人になった時にやたら悲しくなるので気をつけましょう(^-^)

 

 

 

さて。

 

そんな気持ちと身体についても知恵がつく東洋医学。

 

 

 

 

 

 

9月に2回開催させて頂いた

 

そうだったのか東洋医学セミナー(気・血・水)

 

について、頂いたご感想やご質問にお答えしますね!

 

 

 

 

 

ご参加出来なかった方でも、

 

読みやすいよう書くので、ぜひ読んでみて下さい(^-^)

 

 

 

 

今回のセミナーでは、東洋医学の考えで欠かせない

 

気(き)・血(けつ)・水(すい)についてお話させて頂きました。

 

 

 

 

☆それぞれ、身体の中でどんな働きをしているのか。

 

 

☆それぞれが不足したり(虚)、過剰になったり(実)したときに、どんな身体の不調が起りやすいのか。

 

 

☆参加者さんの気血水のバランスはどうなっているのかチェック!

 

 

 

をさせて頂きました。

 

 

 

 

聞き慣れない言葉が多いのに、

 

皆さん興味津々でしっかり聞いて下さいました。

 

 

 

 

 

皆さんのクライアントさんでも、

 

予防医学や東洋医学に興味を持つ人も多くなっていませんか?

 

 

 

 

 

コロナウイルスで健康意識が高まる中、

 

このような予防医学の考えや東洋医学的な身体の整え方に

 

興味を持つ方が増えています。

 

 

 

 

 

鍼灸でなくても、

 

例えば漢方や薬膳でも同じく気血水は大切な考え方。

 

 

 

 

健康意識が高く、漢方や薬膳に興味を持つ、

 

もしくは資格を持つ方がクライアントさんに来られても、

 

少し知識があるだけで、お話盛り上がると思います。

 

 

 

 

そういう意味でも、

 

お仕事にも是非活用して頂きたいなぁと思いながら

 

セミナーをさせて頂きました。

 

 

 

 

セミナー後、

 

皆様から沢山の嬉しいコメントやご質問を頂きました(*^-^*)

 

 

 

例えばこんな感想を頂きました(^-^)

 

 

 

 

『西洋医学の初診は全身を診るより患部。東洋医学は体質チェック、全身から診ていくという感じがよくわかりました。もっと深く知りたくなりました。』  

 

 

 

ありがとうございます!

 

この全身を見るという感覚。とても大切です。

 

 

 

 

 

例えば肩痛くてあげられない人に

 

肩へのアプローチではなく足や首へのアプローチで変化することもあります。

 

 

 

 

例えば、

 

 

 

首を前後左右に動かして見て下さい。

 

多分、何かの動きをしたら、

 

首や肩のどこかが痛かったり

 

つまった感じありませんか?

 

 

 

 

それでは、

 

 

 

 

手の指先をきゅっとつまんで下さい。

 

少し痛いくらい。

 

 

 

 

 

10本の指を全部。

 

 

 

爪の生え際を左右できゅっとつまみます。

 

 

 

 

 

特に痛い指があったら、

 

その指先をつまみながら、

 

さっきの首を前後左右に動かす動きをしてみて下さい。

 

 

 

 

 

軽い肩こりなら、

 

これで結構スッキリします。

 

 

 

 

 

これは経絡という

 

ツボの流れの知恵を使った

 

アプローチ方法の簡単バージョン。

 

 

 

 

軽い肩こりなら、

 

指先を触ってあげるだけでも楽になります。

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

今回学んで頂いたように、

 

気血水のどの要素の問題かによっても、

 

同じ症状でも違うアプローチをします。

 

 

 

 

 

このように、

 

 

 

東洋医学では同じ症状でも、

 

異なる治療方針で施術します。

 

 

 

 

 

さっきの肩こりアプローチも、

 

小指が痛い人と、親指が痛い人とでは、

 

アプローチが変わります。

 

 

 

 

そこに更に気血水のバランスも加味して

 

全身状態を整えていきます。

 

 

 

 

 

これを同病異治(どうびょういち)といい、

 

 

 

 

同じ症状でも

 

人により治療方針はことなるという東洋医学的な考えです(^-^)

 

 

 

 

 

なーんて話を

 

順をおって色々今後も出来るよう計画しますね!

 

 

 

 

皆さんに楽しく興味を持ってもらえるようなセミナーを考えていきますので乞うご期待です♡

 

 

 

 

 

次にこんなご質問が!!

 

 

『接客時にお客様に対して注意している事と自分に対して注意している事についてお聞きしたいです。』

 

 

 

同じようなご質問に禁忌や施術の注意点は?

 

 

 

というご質問も受けたので、

 

こちらで私の考えをお伝えしますね。

 

 

 

 

まず、

 

東洋医学的なアプローチの一番難しい点が、

 

効果の出方が人それぞれ違うという事。

 

 

 

 

このツボに刺激すれば、

 

すべてスッキリ!といかないのが悲しいところです。

 

北斗の拳になれたらいいのですが(逆に怖いかな笑)

 

 

 

 

なので、私は施術する際、

 

とても説明を大切にしています。

 

 

 

 

今のお身体の状態を

 

東洋医学的にみたらどういう状態なのか。

 

 

 

 

それを出来るだけ

 

専門的ではない言葉でお伝えしています。

 

 

 

 

その上で、施術の内容やこれから

 

身体がどう変化していくことを期待しているかなどを説明し、

 

患者様にも納得してもらいながら進めます。

 

 

 

 

 

施術の禁忌というか注意点は、

 

過剰刺激にならないように意識しています。

 

 

 

 

私が治すなんて一切考えていません。

 

 

 

 

私はあくまで患者様の治る力を手助けするような施術をさせて頂いているにすぎない。

 

 

 

 

全ては患者様の力を引き出す。

 

という姿勢を大切にしています。

 

 

 

 

 

効果を出そう出そうと強い刺激を与えると、

 

その直後はいいかもしれませんが、

 

 

 

 

 

その後だるさが出たり、

 

痛みが出て、施術が怖いとなってしまったら大変です。

 

 

 

 

 

 

東洋医学は攻めの医学というよりも、

 

農耕的な育てる医学と言われています。

 

 

 

 

 

患者様自身の生命力や免疫力を高めていく。

 

そのスタンスを間違わないよう、気をつけています。

 

 

 

最後に。

 

これは私の鍼灸の師匠に言われた言葉なのですが

 

『患者は嘘をつく』です。

 

 

 

言葉だけ聞くと、ビックリしますよね(笑)

 

 

これは、問診(カウンセリング)だけで施術方針を決めないように。

 

 

という戒めです。

 

 

 

 

こんなことがありました。

 

患者様にお通じの状態を確認したところ

 

 

 

 

 

「問題ありません。1日2回以上出ますから」と仰いました。

 

 

 

 

 

1日2回以上便が出るということは、

 

すこし柔らかくなっている可能性があります。

 

 

 

 

 

しかし患者様からすれば便秘でなければ

 

健康だという考えで嘘をついている訳ではありません。

 

 

 

 

 

このように。

 

聞き取った情報を全て鵜呑みにしてはいけない。

 

 

 

 

患者様が考えている大丈夫の基準は、

 

健康の基準とずれていることもある。

 

 

 

 

だから患者様の言葉だけでなく、

 

身体の声もしっかり聞くように。

 

 

という話でした。

 

 

 

 

これは、私も施術家として常に意識しています。

 

逆に私自身の常識を患者様におしつけないようにも気をつけています(^^)

 

 

 

意外と常識は非常識なことが多いので。

 

 

 

さて、そうだったのか東洋医学!気・血・水の体質チェック編には沢山のご感想頂きました。

 

 

 

 

また参加者様のリクエストで開催した経絡マッサージ講座も大好評で、

 

 

 

 

本当にありがたい限りです。

 

 

 

今後も、このようなお言葉を活かしたセミナーを開催していこうと思うので皆さんお楽しみに!

 

 

 

 

コラムでもお役立ち情報発信していきますね!

 

最後までお付き合い感謝です!!

 

そうだったのか!東洋医学

「不調の原因」体質チェック体験講座 

点では無く線でケアすると満足度アップ!

足の経絡マッサージ講座

この記事は2020年10月6日に配信したものです。

ブログ作成者

 

3ヶ月先まで予約の取れない

鍼灸・あん摩マッサージ指圧師

 

神谷 江代

 

 

年のせいと諦めないで!をモットーに、体質改善から美容鍼灸までトータルケアを行う施術家。

 

完全自費施術、完全予約制の施術は3ヶ月先まで予約が埋まっている。

 

また、施術だけでなく、国立大学大学院で生理学を専攻。

 

鍼灸あん摩マッサージ指圧師の専門学校を首席卒業。

 

という今まで培った知識と、臨床家県を伝える講師としても活躍。

 

 

専門的になりすぎず、分かりやすいと好評。

施術家向け講座、市民向け講座と幅広い実績を持つ。

 

 

🌸神谷先生の講座🌸

不妊の悩みに寄り添う東洋医学セラピー「温法」 

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ツボと東洋医学講習(神谷先生)


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