いつもヘッドライフ通信をお読みいただきありがとうございます。
今回は、筋肉について勉強する時に、何に重点を置いて勉強すればいいかをお話したいと思います。
※あくまでも、リラクゼーションの現場で働いてきた私個人の見解です。
※最後に動画の紹介もあります。
大事なのは筋肉の作用を知ること |
まず結論から申し上げますと『筋肉の作用』をしっかりと頭に入れておくことが大事かなと思います。
作用とは、その筋肉の役割、機能のことをいいます。
お客様のお疲れ具合は十人十色。
カバンを持つ動作、パソコン作業をする動作、赤ちゃんを抱っこする動作・・・
様々なシチュエーションの中で、どこの筋肉が主に働いているかイメージできるかが大切です。
筋肉の名称は覚えるべき? |
多くの方が、筋肉の勉強の入口として、まずやりがちなのが、筋肉の名称を覚えること。
私もわけもわからず、とにかく名称は頭に叩き込んでおこうと必死になっていた時期がありましたが、 正直、それが役に立ったという実感はありません。
あるとするなら、医療関係者の方がお客様としていらっしゃった時に、会話がスムーズに進むくらいです。
何故、筋肉の名称を覚えることが役に立たないと感じるかというと、 単純にお客様が解剖学について無知だからです。
皆さんも、まだ何もわからない子供に物事を伝える時は、専門用語は使わずに噛み砕いて伝えますよね。
それと同じで、「大腿四頭筋がガチガチですね!」より、『太もも前側がガチガチですね!』 の方が、確実に伝わるし、わかりやすいのです。
名称を覚えることは決してムダではないですが、現場で使う機会は少ないように思います。
なので、筋肉の勉強の入口としてではなく、勉強しながら自然に覚えていくくらいでちょうどいいかなと思います。
オーダーメイド施術の提案 |
上記を踏まえつつ、なぜ私がここまで「作用推し」なのかを端的にまとめると、
・お客様のお疲れの原因動作を観察できる
・原因動作がわかる(予測)と、施術するべきポイントが見える
・セルフケアの方法や、リスク管理ができる
この3点です。
とくに2番目は、施術の組立てに直結する部分ですので、セラピストにとっては重要なポイントになるんじゃないかなと思います。
組立てができれば、提案ができますよね。
用意されたコースの中から選んでもらうというのもいいですが、 あなただけのオーダーメイド施術であれば、信頼度も満足度も上がるのは間違いなしです。
まとめ〜動画のご紹介 |
世の中には様々なセラピーがあり、中には筋肉の知識を必要としないものもあります。
しかし、筋肉の作用はお客様にもイメージしやすいというメリットがあります。
まだ経験の浅いセラピストの方、 特に、お客様に寄り添ったサービスを提供したい方は、学ぶ価値のある知識だと思います。
今回のブログ内容の詳細は下記の動画で説明しているので、是非ご覧になって下さい。
きっと役に立つ内容です。
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配信日2020年11月22日
再配信2022年5月25
ブログ作成者 |
福岡代表講師
森脇ゆう
一般社団法人
日本ヘッドセラピスト認定協会スクール
インストラクター
NPO法人日本ストレッチング協会
認定ストレッチングインストラクター
日本成人病予防協会認定
生活リズムアドバイザー
健康リズムカウンセラー
福岡市内で暮らしている2児のパパです。建築業界から、自身の腰痛をきっかけに施術業界に転向しました。
以後、自身の経験から“お客様の生活に寄り添う施術”をモットーに活動しています。 セミナー講師としては、“生徒さんの学ぶ気持ちに寄り添う指導”をモットーとしています。
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