異業種からの参入で淘汰される日が訪れる

2018年5月18日

ヘッドライフ通信をお読みいただき誠にありがとうございます。 ヘッドマッサージの専門家・スクール代表の江口です。

先日、完全個人レッスン・経営コンサル付きヘッドマッサージ40時間コースの授業を行いました。

今回の生徒さんは、全くの未経験からヘッドマッサージ専門店をはじめたい30代男性です。

当スクールの資格取得にお越しになった理由は、誰もが知っている大企業を脱サラ予定にあり、株式投資とヘッドマッサージ（ドライヘッドスパ）専門店をやっていきたいという願いからです。

とても知識欲が高く、とにかく吸収が早い。企業でのマーケティング経験や経営の知識もあるので話の展開がスムーズでした。

起業プランを練るときは、次から次へと人脈の話がでてくるのですが、なぜ、そんなに世界中に人脈があるのかと聞くと、彼はメンサ会員なのです。

彼のような優秀な人材がヘッドマッサージ（ドライヘッドスパ）業界に参入してきました。

しかし、彼だけではありません。

当協会のスクールだけでも、IT企業や医療法人、薬品メーカー、不動産業、建築業、製造業などありとあらゆる業界の優秀な方がヘッドマッサージ業界に新規参入をしています。

理由は簡単です。在庫を持たなくていいなど参入障壁が低く、施術セラピストさえいれば、すぐにでも始められる仕事だからです。

スクールの生徒さんは、2つのタイプに分かれます。

①現場で汗をかきたいセラピストタイプ

②経営に専念して事業を拡大したい企業家タイプ

私の感覚では、年々、②の方が増えています。

起業するには、まとまったお金が必要ですが、②の方は、すでにほかの事業で成功をおさめている人が多いです。

今回の彼は、大企業にいながら、すでに他の事業（株式投資会社）で成功している社長さんなのでお金には困っていません。

そして、資金と独自の成功ノウハウをヘッドマッサージ（ドライヘッドスパ）業界に持ち込むという流れになります。

まずは、１店舗成功させたいと気合い満々！ 彼は、「サロンの利益は５万円あったらいい。働いてくれるセラピストに多く還元したい。」と言います。

さすが、余裕がある人は違いますね。 １店舗５万円でも１０店舗あれば５０万円です。

彼がビジネスモデルとして引き合いに出す既存のチェーン店は３００店舗あります。

私には言いませんでしたが、きっと彼の頭の中には、５万円×３００店舗＝１５００万円。

１２カ月で１億５０００万円となります。こういった考えで参入される方は多いです。

実際に３００店舗は難しくても３～５店舗をされている方は多いです。

会社を大きくすることは悪くありません。クオリティを下げない努力は必要ですが、優秀なヘッドセラピストによる良質なヘッドマッサージを全国、全世界に展開できれば、多くの方が救われるからです。

※当協会の施術は不眠症をはじめ自律神経失調症、更年期障害等の不定愁訴の改善を目指しています。

こういった野心のあるサロンが、あなたのサロンのすぐそばにも出店するかもしれません。

「それは困る」と言っても、ライバル店は遅かれ早かれ、いつか現れます。

黒船のようなライバル店だと確かに困りますね。自分のサロンが経営存続の危機に陥る可能性はあります。

どうやってこの困難に立ち向かいますか？

あなたは武器をいくつ持っていますか？

自分の武器を数えてください。専門性、特技、趣味、過去の職歴、経験などが武器になるかもしれません。

何かありましたか？ その武器と、ヘッドマッサージを組み合わせることはできますか？

独自の武器×ヘッドマッサージ＝「他にはないサービス」

足し算ではなく、掛け算になる方法はないですか？

ここで、すぐにあきらめる人がいます。無ければ今からでもつくりましょう。

記事作成日

2018年5月18日

 

スクール代表・協会理事長

江口征次

 

ヘッドマッサージ（ドライヘッドスパ）の専門家ブログ

 

株式会社ヘッドクリック 代表取締役

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

ヘッドライフ　代表管理人

頭ほぐし専門店ａｔａｍａ代表

ヘッドスパ専門店ａｔａｍａ代表

ハンド、腸セラピー、リンパ等のセラピスト協会 理事長

業務用ヘッドマッサージオイル・施術用枕の販売責任者

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990