こんにちは。
ヘッドマッサージ資格講座、福岡代表の森脇ゆうです。
いつもヘッドライフ通信をお読みいただきありがとうございます。
リラクゼーションサロンに勤めていると、様々なお悩みをもった方々が来店されます。
特に多いのは肩こり、腰痛でお悩みの方。
それに続いて多いのが、ふくらはぎの不調でお悩みの方です。
今回は『ふくらはぎの基本』という動画を作成するにあたり、改めてふくらはぎの機能やヘッドマッサージとの関連について紹介したいと思います。
ふくらはぎとは、膝から足首までの範囲のこといいます。
サロンでは脚全体のお悩みよりも、圧倒的に、ふくらはぎに関するお悩みをもっている人が多いです。
お悩みの内容としては、「むくみ」が特に多く、他にも、ハリ感やこむら返りにお悩みの方も多いようです。
書店に脚を運べば、それに関する本もたくさん並んでいますね。
それだけふくらはぎへの関心が高いといえるでしょう。
ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)資格講座の卒業生も知っておきたい内容です。
ふくらはぎへの施術方法は、揉みほぐしや、オイルを用いたリフレクソロジーなど多岐にわたります。
足つぼマッサージの専門店も、お店によってはふくらはぎまで施術するところもありますし、「足湯」もふくらはぎを介して全身を温めて血流をよくするための手段として用いられます。
ヘッドマッサージにおいては、ふくらはぎの血流を良くすることが脳への血流促進にも繋がるため、当スクールでも相乗効果のある施術部位として紹介しています。
飛揚(ひよう)
足の外側のくるぶしから約指7本分ほど上がったところで、ふくらはぎの方へ指1本分ほどまわったあたりにある。
<効果>
後頭部の痛みとこり、気や血の通りを良くする、鼻水・鼻づまり、足の痺れ
懸鍾(けんしょう)
足の外くるぶしの頂点から指4本分上がったところ。骨(腓骨)の際にある。
<効果>
側頭部の疲れ、肩凝り、寝違い、風邪
崑崙(こんろん)
外くるぶしの頂点とアキレス腱の間の凹みにある。
<効果>
頭痛、肩首の凝り、ぎっくり腰、冷え
施術方法が多用である点や、ふくらはぎに関する本がたくさん販売されているのは、多くのニーズがあると共に、ふくらはぎが「第二の心臓」として、幅広く知られているからではないでしょうか?
ふくらはぎの筋ポンプ作用(伸縮運動)を心臓の動きに見立てた表現で、文字通り全身の血流にも大きな影響を与えています。
ふくらはぎに限ったことではないですが、ちょっとした知識でも、知って施術するのと知らずに施術するのでは全然違います。
ヘッドマッサージと組み合わせる際は、相乗効果についてきちんと説明できるように準備しておきましょう。
今回の動画が、皆さんのお役に立つことができれば嬉しいです。
<PS>
2021年1月から当スクールの福岡担当講師として、メインのヘッドマッサージ講座をはじめ、腸セラピー資格講座など、様々なブラッシュアップ講座を担当しております。どうぞ、宜しくお願い致します。
このメルマガは2021年1月27日に配信しました。
更新日2024年11月12日
森脇 ゆう
一般社団法人 日本ヘッドセラピスト認定協会
福岡代表講師
NPO法人日本ストレッチング協会
認定ストレッチングインストラクター
日本成人病予防協会認定
生活リズムアドバイザー
健康リズムカウンセラー
福岡市内で暮らしている2児のパパです。建築業界から、自身の腰痛をきっかけに施術業界に転向しました。
以後、自身の経験から“お客様の生活に寄り添う施術”をモットーに活動しています。
セミナー講師としては、“生徒さんの学ぶ気持ちに寄り添う指導”をモットーとしています。