ヘッドタッチマナーを考える

ヘッドセラピスト|セロトニントレーナー|東京代表講師 大八木さとこ
ヘッドセラピスト|セロトニントレーナー|東京代表講師 大八木さとこ

東京代表の大八木です。

 

いつもヘッドライフ通信を読んでいただきありがとうございます。

 

今回は、ヘッドセラピストなら絶対に知っておきたい「ヘッドタッチマナー」についてです。

 

ヘッドタッチマナーとは
ヘッドタッチマナーとは

 

 私の使命感~ヘッドマッサージ練習を受けて~

 

私はヘッドの練習を受けるのがほんとに楽しいです。

 

 

それは、 受講生の技術が、ほんの少しのアドバイスで変化すること。

 

上達するのを肌で感じることができる達成感と 『来てよかった』と言ってもらえることです。

 

 

ある意味、このお仕事に使命感さえも感じます。

 

 

何年もやっていると、受けているだけで姿勢や手の向きなどの違いも感じられます。

 

 

髪の毛のかき分けや、力加減、指の当て方は受けながら指導ができます。

 

 

試験は落とすためにやっているわけではありません。

 

当たり前ですが、お客様に満足していただけるためにです。

 

 

ですから、合格したら、『自信持ってくださいね』とお伝えしています。

 

 

練習中に「先生、見えてるんですか?」ともいわれますが、 これも経験です。

 

 

私は、ここまで沢山の練習やテストを受けてきたので、手ぐしの入り方で頭皮をうまく捉えられるかもわかるようになりました。

 

 

私はその髪のかき分け方法から、まず直していきます。

 

 

施術を受けることで沢山の受講生に私は成長させていただきました。

 

本当にありがとうございます。

 

 

これからも、正しく安全なヘッドマッサージの指導に使命感を持って精進していきます。

 

 

 ヘッドタッチマナーとは

 

今回のタッチマナーですが、 頭に触れるときのマナーです。

 

 

ルールが手順なら、 マナーを触れ方と考えて、 私は『ヘッドタッチマナー』と名付けました。

 

 

マナーとは、お互いが気持ちよく過ごすことができる心遣いです。

 

 

 

力加減、 指のあて方、 体重移動、 リフトアップの方向、 リズム、 色々ありますね。

 

 

コロナ禍で、なかなか練習に参加できない方もいると思うので、 少しでも皆さんのヒントになればとお伝えしていきます。

 

 

どう触れたらよりよくなるのか一緒に考えてみましょう。

 

 

指の当て方が少しでも違うだけでリフトアップの違いを感じることもできます。

 

 

 「弱いから強くして」と言われました

 

この問題は、指のフィット感です。

 

これを意識してみましょう。

 

 

お客様に、サロンの人に、ご家族に 「弱いから強くして」と言われるからという受講生がおります。

 

 

この答えは弱いのではなく、 頭皮を捉えてないのです。

 

しっかりとらえることができたら、 満足度が上がるので、強くしてといわれません。

 

 

しっかりとらえるのは、 力加減でなくフィット感です。

 

 

お客様に「このサロンは強くしてくれないんだよね」と言われたことがありますが、

 

 

終わった後には 「この力加減でほぐれるんだね」と言われました。

 

 

 

「弱い」わけではないんです。

 

物足りないから強くしてほしい・・・となるのです。

 

 

 

ここをご理解していただきたいと思います。

 

 

弱いといわれたら、力を強くするのでなくて、きちんと頭皮をとらえているかを確かめてください。

 

 

もちろん、髪の毛の上に指先が乗っていたら、お客様の受けてる感じはしっかり感じないので、

 

それを弱いと表現するのではないでしょうか。

 

 

 

ツボ押しもそうです。

 

やり方は講座でお伝えしています。

 

 

ただ、覚えることが沢山ありますので、忘れてしまうこともあるでしょう。

 

 

もう一度テキストを見直したり、動画をご覧ください。

 

 

指の起き方、スタート位置、姿勢、使ってない手の置き場、無駄な動きはない施術になっています。

 

 

「弱いから強くして」の解決法は、ヘッドマッサージ講座で習った通りに忠実にやることです。

 

 

 セラピストのあり方

 

どんな想いで施術されてますか?

 

やはり不調が改善してほしいなと考えると思いますが、施術中は頭をほぐすことに集中です。

 

 

 

よく無になるといいといわれますが、私は、数を数えながらよくやります。

 

無念無想・2012/03/27 代表江口のブログ)

 

 

 

一つの例ですが以前、座禅にいったときに、無になるとは? という僧の答えが、呼吸を数えてくださいといわれたことがありました。

 

 

それを私は、施術中でも活用してます。

 

 

自分が数を数えるとリズムも一定になりますし、数を数えることで呼吸が整います。

 

力も抜けます。

 

お客様とのリズムも合ってきます。

 

そして、セロトニン神経も活性します。

 

 

スポーツ選手もよく集中するのに、ふーっと息を吐いて力を抜きますよね。

 

 

緊張などで息を止めてしまう方、肩が上がって力が入ったり、よくあるあるです。

 

 

 

施術のあとに疲れると感じる方は、どこかに余計な力が入っていると思います。

 

息を吐くのを忘れないでください。

 

 

 

良い施術ができれば施術しながら自分も心地よくなるはずです。

 

眠くなるかもしれません。

 

 

講座の1日目にまだなれなくて肩があがり、翌日の1級講座で筋肉痛でいらっしゃる方も少なくはありません。

 

 

でも慣れてくると、翌日の1級の日には皆さんの肩の力も言わなくても抜けています。

 

 

緊張は、手を冷たくもし、汗をかく場合もあります。

 

 

セラピスト自身がリラックスして良い状態で施術ができることが理想です。

 

 

オキシトシンが分泌されると、リラックス効果があるとお話していますが、

 

セラピストとお客様の間にオキシトシンが分泌されれば、絆が深まりますね。

 

 

さらには、施術している方が分泌量が多いというデータだあるぐらいなので、 疲れることはないはずです。

 

 

施術中は、自分も気持ちが良くなっているはず、これが「セラピストのあり方」です。

 

 

 最後に

 

力が弱いといわれ、必要ない力を入れることで力みが出て、神経を痛め頭痛の原因になります。

 

自分自身もきっと腑に落ちないと思います。

 

「当店のヘッドマッサージは強く押しません」 の意味を理解してきちんとお伝えし、 施術に反映させてください。

 

 

リズムやスピードはDVDをもう一度確認してみてください。

 

 

毎年練習にいらっしゃる受講生がおります。

 

チェックリストをお持ちいただくのでチェックすると去年と同じところにチェックが入るのです。

 

 

知らないうちに自己流になってるのですね。

 

 

たまにご自身でも見直してみると良いと思います。

 

可能であれば、ぜひ個人やグループの練習会にご参加お待ちしています。

 

 

お客様とセラピスト、お互いが心地よく過ごせる心遣い 「ヘッドタッチマナー」を意識して、

 

 

感動していただけるヘッドマッサージを提供しましょう。

 

施術の練習のお役にたてれば幸いです。

 

 

このメルマガは2021年2月22日に配信しました。

 

 

 ブログ作成者

 

東京代表講師

大八木さとこ

 

一般社団法人

日本ヘッドセラピスト認定協会スクール

インストラクター

 

セロトニンDojo認定セロトニントレーナー

睡眠健康指導士

感涙療法士

 

インスタグラム

 

 

セロ活アドバイザー資格の監修者
セロ活アドバイザー講座

 

セロトニン第一人者の東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂先生にテキストの監修と講座の許可を得て開催しております。

 

セロ活アドバイザー認定講座

 

 

有田先生の主な著書

「自律神経をリセットする太陽の浴び方」

「脳からストレスを消す技術」

「ストレスすっきり!脳活習慣」

「セロトニン欠乏脳」その他50冊以上

 


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