ヘッドライフ通信をお読みいただきありがとうございます。

鍼灸あん摩マッサージ指圧師の神谷です。

梅の花も咲いて、春も近づいてきたな。

と思う今日この頃、皆様！！

花粉症は大丈夫でしょうか？？

この時期。

花粉症で悩む方も増えてきます。

マスクをしていても、かゆみ、涙、鼻水などなど。

頭もぼんやりしてしまう。

辛いですね。

花粉症の症状は、人それぞれ少し違います。

東洋医学では、

’花粉症’だから’このツボ’というツボの選び方

　＋

’この人の体質’だから’このツボ’という選び方もします。

例えば、

あなたはどちらでしょう？？

鼻水

透明で沢山でる。

黄色く詰まる。

実は、この質問は症状の原因が陰陽どちらかを確認するものの一つ。

なんとなくイメージ出来ると思うのですが、

冷えていると透明の鼻水が沢山出ます。

熱があると黄色い鼻水が詰まってしまいます。

この’陰’なのか’陽’なのかって、基本なんですが、とても大切。

冷えてる人に更に冷える施術はＮＧだし、

熱がこもってる人に更に熱を加えるのもＮＧ。

陰陽以外にも、虚実という考え方があります。

虚っていうのは弱々しいイメージ。

実は巡りが悪く滞ってるイメージ。

同じ花粉症でも、

目が真っ赤でイライラして

肩こり頭痛が酷くて

鼻も詰まって耳もかゆい！！

みたいな人と、

涙も鼻水もシトシト止まらず、

辛くて寝不足で

食も細くて顔色が悪い。

そんな方ではアプローチが変わります。

出ている症状への対処療法だけでなく、

根本的なその人それぞれの体質も見抜いていくと、

その人にあったオリジナルの施術が展開出来るので、

エステ・リラクゼーション・整体の皆さんの場合なら、

お客様満足度がとてもあがると思います。

ただ、余分な熱による症状が出ているケースでも、

単純に冷やしたら良いというものでもありません。

症状的には’熱’だけど、

それは身体の熱を回す力が無いから。

というパターンもあります。

と！！

そこまで言うと小難しくなるのでここまでにしますが、

細かく見れば見るほど、「私だから必要な養生」が見えてきます。

一般的に良いと言われるものもいいのですが、

あなたに必要なものはなにか。

を見つけると、身体はもっと喜び応えてくれる。

日々東洋医学の施術をしながらそう感じます。

さて！！

毎日の気温差が１０℃を超す日も続いていますね。

そうなると、体温調整をする自律神経が疲れてきます。

最近眼精疲労や睡眠トラブルが気になる。

そんな方は自律神経がお疲れのサイン。

そんな時は、

元気な時は出にくい’不調が出やすい’です。

花粉症もそうかもしれません。

季節の変わり目。

気温の変化に負けない元気な身体を維持してくださいね！！

ちなみに私は、今の時期は’肝’の養生に心がけます。

東洋医学で春は肝の季節。

経絡マッサージ講座を受けて下さった方は、

ぜひ肝の経絡をしっかり優しくマッサージしてあげて下さいね。

もし、ご興味ある方は開講を予定しているので、

良ければ是非（＾－＾）

この記事は2021年3月12日に配信したものです。

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