ヘッドセラピストが考える「情熱を失わない働き方」

いつもヘッドライフ通信をお読みいただきありがとうございます。

 

ヘッドマッサージ資格講座・福岡講師の森脇ゆうです。

 

今回のコラムは、ヘッドセラピスト森脇ゆうが考える「情熱を失わない働き方」についてお伝えします。

 

このコラムは、以下のようなお悩みを抱えるヘッドセラピストに向けた内容です。

  • 仕事にマンネリを感じている
  • 新しい挑戦をしたいけど、一歩を踏み出せない
  • モチベーションが続かない

 

ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)に限らず、これらのお悩みは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

 

今回は、サロン現場での体験談を交えながらお伝えしていこうと思います。

 

当スクールの卒業生だけでなく、ヘッドマッサージ資格講座への受講を検討されている方も、ぜひ最後までお読みください。

 


情熱が途切れたとき、どうすればいいのか?

 

私は協会スクールの講師として活動する傍ら、サロンにも勤務もしているヘッドセラピストです。

 

先日、ある女性スタッフから「働き方」について相談を受けました。

 

「最近、仕事への情熱がプツンと途切れた感じがして…。こんな時、どうしたらいいですか?」

 

彼女は接客力が高く、指名も多い優秀なスタッフです。

 

しかし、同じお客様を繰り返し担当していると、求められることが大方予測できるため、新鮮さや達成感を感じにくくなったようです。

 

情熱を失わない働き方とは何でしょう?

 

私には、「情熱が途切れた」というよりは、「情熱を向ける方向を見失っている」よう見えました。

 

 

後日、私はヘッドセラピストを育成してきた講師経験をもとに彼女に伝えました。

 


新しい視点を持つために

 

私は彼女に、情熱を失わない働き方ヒントとして、「サロンの外に目を向けること」を勧めました。

 

サロンという限られた環境の中では、新しい気づきを得ることに限界がある場合があります。

 

自分が興味を持てる分野のセミナーや、ワークショップに参加してみるのもよいでしょう。

 

私自身も、解剖学の知識を深めたいと思い、外部のセミナーに参加したことがきっかけで視野が広がりました。

 

ヘッドマッサージスクール(協会)腸セラピー資格講座の講師になったのも「サロンの外に目を向けること」から派生したことです。

 

また、「迷子になることを恐れない」ことも大切です。

 

一時的に迷いが生じたとしても、再び自分の居場所に戻ってきたときには、新しい視点での発見や成長を実感できるはずです。

 


面白いと感じることに情熱を注ぐ

 

もう一つ重要なのは、「自分が面白いと感じることを学ぶ」ということです。

 

彼女が「ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)の勉強をすべきか」と迷っていた時、私はまず「ヘッドマッサージに興味があるのか」を尋ねました。

 

なぜそんな質問をしたかというと、彼女が美容やアロマに強い興味を示していたことを、ずっと前から知っていたからです。

 

もしヘッドマッサージに興味がないのであれば、無理に時間を割いてヘッドセラピスト資格を取得するよりも、自分が本当に興味のある美容やアロマの分野に集中した方がよい、とアドバイスしました。

 

お客様のニーズに応える努力(働き方)は必要です。

 

しかし、自分の得意分野や好きなこと・面白いと感じることに情熱を注ぐこと、つまり「情熱を失わない働き方」を実践することも大切です。

 

なぜなら、私が考える「情熱を失わない働き方」とは、自信ややりがいが生まれ、結果的にお客様にも質の高いサービスを提供できるようになるからです。

 


自分を見失わないためのポイント

 

以下は、情熱を保ち続ける働き方のポイントです。

 

好きなことに正直になる

自分が本当に興味を持てることに集中してみる。

 

視野を広げる

外部のセミナーや勉強会、他業種の体験を通じて新しい視点を得る。

 

自分を大切にする

お客様のためだけではなく、自分自身の成長や楽しさも重視する。

 

現在地を確認する

自分がどこに立っているのか、何を目指しているのかを定期的に振り返る。

 


私自身の経験

 

私がこの協会(一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会)のヘッドマッサージ資格講座を受講した理由は、まさに「情熱の向け方を見失った」時期があったからです。

 

ヘッドマッサージを学び、たくさんの知識や技術を得ただけでなく、多くのお客様や仲間との出会いが、私の人生を豊かにしてくれました。

 

とくに、ヘッドセラピスト1級の資格試験に合格したことは、自分への自信だけでなく、お客様との信頼関係の向上にもつながったと感じています。

 


まとめ:ヘッドセラピストが考える情熱を失わない働き方とは

 

「ヘッドセラピストが考える情熱を失わない働き方」とは、自分の興味や好奇心を大切にし、視野を広げながら成長し続けることです。

 

仕事にマンネリを感じたときは、新しい知識を学んだり、外部のセミナーに参加することで新たな視点を得ることが重要です。

 

また、自分の得意分野や好きなことに情熱を注ぐことで、やりがいを感じながら質の高いサービスを提供できるようになります。

 

迷うことを恐れず、自分の現在地を見つめ直しながら、楽しさや成長を重視することが、情熱を保ち続ける鍵となります。

 


おわりに

 

サロンセラピストが情熱が途切れたように感じるのは、次のステップに進むサインかもしれません。

 

スクールでの資格取得や講座受講に限らず、小さな一歩でもいいので、新しい挑戦や視点を取り入れてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。

 

 

作成日2021年5月12日

更新日2025年1月14日

 


この記事の執筆者

森脇 ゆう

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会

福岡代表講師

 

NPO法人日本ストレッチング協会

認定ストレッチングインストラクター

 

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