突然ですが、皆さんはお昼をしますか?
子供は、昼寝を2時間もすると‥ 夜目がギラギラでなかなか眠らないなんて事 あるあるですよね。
大人になると、生活スタイルは様々になり、寝不足になっている方も多いですが、今回は、「昼寝と夜の睡眠の違い」について簡単に書きたいと思います。
昼寝(仮眠)とは |
さて、みなさんは、日中眠気がある時に集中力の低下から、 ケアレスミスをした経験はないですか?
また、眠気から、やる気の低下を感じたことはありませんか?
そんな時に眠気の緩和対策・集中力を取り戻すための 「昼寝」(仮眠)はお勧めします。
昼間とは、15分〜30分程度眠るという事でが、近年は、「パワーナップ(Power Nap=積極的仮眠)」とも言われています。
コーネル大学・社会心理学者ジェーネス・マーク氏による研究
パワーナップの効果
●ストレス軽減
●集中力・記憶力・理解力の向上
●作業効率・やる気アップ
●自由な発想・アイデアが生まれる
●心臓疾患・認知症の予防
その他、参考:大正製薬「昼寝の効果」
昼寝の時間はどのくらいがよいか? |
昼寝をすることで良い効果が選ら得るのは理解しましたが、次に、昼寝の何分ぐらいが適しているのでしょうか?
例えば
●55歳未満は、10〜15分
●55歳以上は、30分以内
30分未満の「規則正しい昼寝(仮眠)」が推奨されています。
ただし、日頃寝不足の方は決して睡眠負債や睡眠不足を補う事はできないと心得てください。
身体の内部にある「体内時計」を整えるには、なるべく朝起きる時間を同じにする事がおすすめとなり、良質な睡眠を得るには、規則正しくを習慣にして頂くのがポイントです。
寝過ぎるとどうなのか? |
次に、気になるのは寝過ぎるとどうなのか? という点です。
1時間以上の昼寝(仮眠)は、認知のリスクは上がると言われています。
また30分以上の昼寝は、身体と脳を眠る体制にしてしまい逆に頭がぼんやりとしてしまったり、 パフォーマンスを低下しかねません。
その為、寝過ぎないように、タイマーなどセットして30分以内の 昼寝(仮眠)をする事をおすすめします。
夜の睡眠の大切さ |
では、1番大切な、夜の睡眠について簡潔に書きたいと思います。
夜の睡眠の役割は
・体の休息
・記憶の整理
・脳の休息
・体の機能の修復(疲労回復)
・免疫機能の増強
など、
生体機能のメンテナンスのための睡眠となります。
私達が、明日もより良く過ごすために睡眠をとります。
日々、元気に活動できる適度な睡眠時間を 確保する事が大切です。
・いつでも寝られる
・明日眠れば良い
・休日にゆっくり寝て起きれば良い
と言うものでは無く、必要な分の睡眠時間を確保するのが大切です。
最後に |
睡眠健康指導士としてお伝えしたいのは、
夜の睡眠は必要不可欠な営みである事、そして、昼寝は、認知症の発症リスク1/6に減らすなど様々な効果があるため、日常に昼寝を取り入れる環境であれば、昼寝を取り入れる事はおすすめしたいです。
また、眠りのホルモンメラトニンの分泌は、
・日中は明るい環境で過ごす事
・太陽を浴びる事
・軽度な運動をする事
・エネルギー源である食事を摂る事
・人と接するなど活動をする事
など
日常生活の中で眠りのホルモンメラトニンの原料である、 セロトニンを活性化させる事ができれば、夜の快眠につなげる事もできます。
そして、私たちセラピストとしては、
ヘッドマッサージという眠りの手技を持って眠りのホルモンメラトニンの原料であるセロトニン活性のお手伝いをして快眠へ繋げていくサポートをしていけると思います。
参考
このメルマガは2021年12月15日に配信しました。
2022年8月19日に再編集・再配信しました。
ブログ作成者 |
名古屋講座代表
藤井 なおみ
ヘッドセラピスト
睡眠健康指導士
食育アドバイザー
ベビーヨガセラピー
高齢者イスヨガ講師
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
名古屋代表講師
その他、ハンド、腸セラピー資格講座の講師
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