いつもヘッドライフ通信を読んでいただきありがとうございます。
福岡担当の森脇です。
2022年もよろしくお願いいたします(^-^)
年末のヘッドマッサージ資格講座で、1人の受講生の方がこんなことを話してくれました。
「元々、同年代の主婦層をターゲットにと考えていたが、年配の方に喜ばれる機会が多いので、ターゲットを年配層に変えました。」
私は、その思考の柔軟性にとても感心しました。
世の中には、中々自分のこだわりから抜け出せない人も少なくありません。
せっかく自分で紆余曲折しながら考えたコンセプトやターゲットですから、そこにこだわりたいのもわからなくもないですが、
実は、お客様から自分にあった客層や、コンセプトを見出すことができるのです。
今回は
・コンセプトが決まらない
・ターゲットが決まらない
・自分の強みが見いだせない
そんな方のヒントになる内容です。
実は私にも同じ経験がありました。
講師プロフィールにも記載していますが、私は元々建築業界で働いており、
セラピストを志した時は “現場で苦労している職人さんの助けになりたい” と常々思っていました。
私自身が、現場仕事で腰痛を患ったのがきっかけだったので、その思いはかなり強かったです。
しかし、リラクゼーション業界で実際に働いてみると、
私を指名してくれるのは職人ではなく、 主婦、保育士、ベビーシッター、看護師、介護士、といった職業の方々で、9割女性でした。
これは、私の子供が小さく、家事や育児も主婦並みにやっていたことがきっかけになっていて、 そこに共感、共鳴する方が集まってきたという結果でした。
なので、必然的にその客層が喜ぶ施術内容になってくるし 、 そうなると、更に同じような悩みや、価値観を持った人達が集まってきます。
つまるところ、コンセプトも、ターゲットも、自分の強みも、全てお客様が教えてくれたのです。
これらのことは、個人サロン、サロン勤務、業態に関わらず明確にしておきたい部分です。
明確にすることで、学ぶべきこと、目指す方向などが見えていきます。
私の場合、 ターゲットが 『現場の職人』 から 『30〜60代女性』 に明確化したことをきっかけに、自律神経について学び始めました。
頑なに“自分のターゲットは職人”と意地をはっていたら、自律神経は勿論、ヘッドマッサージにも出会っていなかったでしょう。
あなたがもし今、コンセプトやターゲットを絞りこめず悩んでいるならば、やることはただ一つ。
とにかく“施術しまくる”ことです。
個人サロンを開く場合、コンセプトやターゲットを最初に決めておくのが定説ですが、 頭で考えていてばかりいても見えてきません。
見えてこないのならば、お客様に教えてもらいましょう。
お客様がいなければ友人や家族でもいいです。
施術をして、めっちゃ喜んでくれる人の 年齢層、性別、職種など、 それらがターゲットになり、 共通するお悩みがコンセプトになります。
他力本願上等。
わからなければ人に聞く。これが一番です。
きちんとメモなど、書き留めておくといいですね。
上記の内容は、あくまでも私の経験上のものなので、
100%明確になるとは断言できませんが、ただ施術に集中するだけで、勝手に見えてくるので、
ストレスがなくておススメですよ。
あなたのことを好いてくれる人の共通点を見つける作業です。
全然苦じゃないですよね。
是非お試しあれ(^-^)
追伸
私、2021年最後の日、原因不明(多分子供)の腸炎と発熱に襲われ、布団の中で年を越しました(*_*; 一年の締めくくりが不健康な状態だなんて、こんなに気持ちが盛り下がることはないなと、『健康な身体』の大切さを痛感いたしました(苦笑) まだまだ寒い日が続きますので、皆さまお体ご自愛下さい。(*´ω`)
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このメルマガは2021年1月6日に配信しました。
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この記事の作成者
福岡担当講師
森脇 ゆう
一般社団法人
日本ヘッドセラピスト認定協会
インストラクター
NPO法人日本ストレッチング協会
認定ストレッチングインストラクター
日本成人病予防協会認定
生活リズムアドバイザー
健康リズムカウンセラー
福岡市内で暮らしている2児のパパです。建築業界から、自身の腰痛をきっかけに施術業界に転向しました。
以後、自身の経験から“お客様の生活に寄り添う施術”をモットーに活動しています。 セミナー講師としては、“生徒さんの学ぶ気持ちに寄り添う指導”をモットーとしています。