いつもヘッドライフ通信をお読みいただき誠にありがとうございます。
代表の江口です。
11月に入り、今年もあと2か月。いかがお過ごしですか?
これから本格的な寒さを迎えますが、本日は、ドライヘッド店(頭ほぐし店)における冬の人気メニューについてお話します。
ドライヘッド店は、冬に売上がアップする! |
「二八(にっぱち)」という言葉がありますが、2月と8月は売上げが下がるという商売人の俗語です。
真冬の2月は寒すぎて家にこもり、真夏の8月は暑すぎて家にこもってしまう。
そのため店舗ビジネスにとって集客が厳しいのが2月と8月になるという意味です。
では、実際に冬のドライヘッド専門店(頭ほぐし専門店)ではどうでしょうか?
言うまでもなく、ドライヘッドマッサージを受けたいお客様は、頭が凝っている方が多いです。
その頭の凝りの原因になっている多くが、首肩の凝り、背中の凝り、張り、痛みです。
これから寒い季節を迎えると、体が冷えて筋肉が萎縮してしまいます。
肩をすくめたり、背中を丸めて猫背になったり。
筋肉のコリによる頭痛を緊張型頭痛と呼びますが、寒い冬は頭が凝る(頭まで凝ってしまう)人が多くなる季節です。
私の経験上、頭ほぐし専門店は冬に売上が下がることはありません。
むしろ、寒い冬は、集客ターゲットが増える季節。温活や頭・背中・肩・首の【セットメニュー】を行うと必ず売り上げがアップします。
鼻づまり、鼻すすりで頭が凝る |
寒くて体が冷えるだけでも筋肉は凝るのですが、そのうえ、すごく多いのが鼻水や鼻づまりなどで鼻をすすって首根っこ(後頭下筋群)が凝ってしまう人です。
一度、鼻をすすってみてください。
首根っこ(後頭下筋群)が委縮(収縮)するのがわかると思います。
その動作が原因で頭が重いなどの頭痛(頭重)・不快感に発展します。
ひどくなると後頭神経痛になる可能性もあります。
首根っこ(後頭下筋群)のインナーマッスルのほぐしは、ドライヘッド店にとって必須、重要テクニックです。
やはり、冬はドライヘッドマッサージのお客様が増える季節です。頸椎の牽引・ポンピング法・頭蓋底リリースなどの首の関節を緩めるテクニックをどんどん使用していきましょう!>
冬の人気メニューとは? |
前述の話を簡単にまとめると、
(1)寒くなると、身体が委縮し筋肉が縮こまる
(2)首や肩、背中が必然的に凝りやすくなる
(3)鼻水、鼻づまりで鼻をすする回数が増えるため、後頭下筋群が凝る
●(1)~(3)により頭が普段より凝ってしまうためドライヘッド店の集客ターゲットが増える
●集客ターゲットが増えるので売上は下がりにくい
●むしろ温活やセットメニューで売上げがアップする
●特に後頭下筋群筋群のほぐしは、ドライヘッド店において重要なポイント
私の経験上、寒い季節は頭・背中・肩・首の【セットメニュー】を行うと必ず売り上げがアップします。
まずは、やっぱり温活をしたいので、副交感神経が優位になる頸椎と仙骨をホットタオルで温めます。
※ホットタオルの作り方
普段お客様に使っているフェイスタオルをたたんだ状態で水に濡らし、市販のジップロックに入れて電子レンジで1分間温めます。そのままだと熱すぎるのでジップロックの上からもう一枚、フェイスタオルで包みます。
※施術方法
うつ伏せからスタートして、ホットタオルを首と仙骨部に置いた状態で、背中や腰のほぐし、ハムスト、ふくらはぎなど、背面部をもみほぐします。
次に、首に当てていたホットタオルを胸椎3番(両肩甲骨の間)に置き換え、首のマッサージをします。
そして、仙骨に当てていたホットタオルを腰に置き換え、殿筋をもみほぐします。
ホットタオルは20分以上は暖かいので20~30分でうつ伏せ施術を終了します。
うつ伏せのヘッドマッサージもおすすめです。
次に仰向けです。
いつものドライヘッドマッサージの施術を行いますが、その前に、温活で最も効果が期待できるのは腸の深部体温を高めることなので腸セラピーを先に行います。
その際に、ホットタオルが冷えていたらもう一度作り直して首と仙骨または腰を温めます。
※ホットタオルを温めなおしている間に肩甲骨はがしをしてあげると最高です。
腸セラピーは、深部体温を高めるだけではなく、腹部の筋膜がほぐれて横隔膜が緩むことで繋がりがある頭蓋骨の蝶形骨が緩みます。
そのことにより、頭蓋リズムがスムーズになり脳脊髄液の流れが促進します。
また腸セラピーによるオキシトシン・セロトニンの活性効果でストレスホルモンのコルチゾールを減らすため、ホルモンの働きにより筋肉、血管が自然と緩み血流が改善します。
このように、腸セラピーで頭蓋骨の筋膜・骨膜にアプローチしてからドライヘッドマッサージを行いましょう!
当協会の合言葉「気持ちいいは最低限!結果重視のヘッドマッサージ」が行えます。
最後に |
いかがでしたか?
あなたは、お客様に喜んでいただくために、どこまで考えて施術プランを立てていますか?
季節的な悩み事、身体のつながり、セットメニューによる相乗効果など、自分のサロンに対応力がないとお客様はライバル店へと流れてしまいます。
今のままで十分でしょうか?
準備ができていなければ、冒頭の「二八(にっぱち)」現象になってしまうかも?
いつものお客様が冬に来なくなり、春を迎えても戻ってこないのは、ライバル店に流れている可能性があります。
それは、誰のせいでもなく、あなたの対応力の無さです。
「強い者が生き残るのではなく、変化に対応できる者が生き残る」 とはダーウィンの進化論です。
あなたは進化していますか?
逆をいうと、進化さえできれば、ライバル店からお客様を奪うことができるということです。
自宅サロンで家賃がかかっていないから生き残っているだけのサロンもありますが、繁盛サロンに向けて、もう一歩踏み出しましょう!
この記事は2022年11月3日に作成しました。
ブログ作成者 |
ブログ作成者
大阪代表・協会理事長
江口征次
株式会社ヘッドクリック 代表取締役
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
ヘッドライフ 代表管理人
頭ほぐし専門店atama代表
ヘッドスパ専門店atama代表
ハンド、腸セラピー、リンパ等のセラピスト協会 理事長
業務用ヘッドマッサージオイル・施術用枕の販売責任者
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990