いつもヘッドライフ通信をお読みいただき誠にありがとうございます。スクール代表の江口です。
先日、卒業生向けの個人相談で「ドライヘッドのお店が増えてきたので自律神経に特化して差別化したい」とご相談を承りました。
リラックス+自立神経調整を売りにしたい |
「自律神経に特化してライバルサロンと差別化したい」と思われているサロンさんは非常に多いです。
結果を出さないとお客様はリピートしないと考えているからでしょうか?
当スクールのヘッドマッサージは、セロトニン脳波測定の結果にあるように、整体法を入れることで自律神経系の症状改善が通常の3.5倍が行える施術です。
その卒業生に、詳しく伺うと、
“お客様にリラックス+自律神経調整のサービスがしたい”
“今よりさらに、自律神経失調症に対してアプローチできる施術テクニックが欲しい”
と言うことでした。
迷走神経こそ、リラックス&自律神経! |
まず、リラックスと言えば、副交感神経が優位になることです。そして、代表的な副交感神経は“迷走神経”です。
その理由は、リラックスに関わる副交感神経の約80%が迷走神経と言われているからです。
ですから、“今よりさらにリラックス+自律神経の調整のサービスがしたい”のであれば、今よりさらに迷走神経にアプローチする必要があるとお話ししました。
そこで、私がお勧めする相乗効果メニューは、「胸鎖乳突筋ほぐし」です。
迷走神経は、胸鎖乳突筋の真下を通る神経で、脳から腸まで届いている唯一の副交感神経です。
「脳腸相関」に関わりがあり、脳や内臓、そして、目、鼻、口、耳などのほぼ全ての器官に影響を与えます。
そんな、迷走神経を体の外から唯一触れることができる施術が、胸鎖乳突筋ほぐしです。
メリット・デメリット |
胸鎖乳突筋の筋肉・筋膜が凝り硬まると、頭痛、不眠、めまいなどの自律神経失調症の症状を引き起こすだけではありません。
お顔の筋肉や筋膜を下方に下げてしまい老け顔の原因になるため、美容にも悪影響です。
また、胸鎖乳突筋の筋膜は、頭皮の筋膜にも繋がっているため頭皮の血行不良、薄毛にも影響を及ぼします。
(脳脊髄液の流れにも影響します)
他にも様々なメリットがあるのですが、逆に問題点をお伝えすると、攻めのテクニックなので少し痛いことです。
筋肉・筋膜がほぐれてくると痛みが和らぐのですが、「少し痛いですが我慢してくださいね~」と事前にお伝えしたから行う施術になります。
だた痛いだけではなく、気持ち良さを含んだ痛みであったり、我慢して受けると効果があると思える痛みでないといけません。
不眠症解消コースとして |
ドライヘッドマッサージのサロンで、睡眠、不眠、快眠、安眠といった眠りに関する文言がよく使われます。
胸鎖乳突筋ほぐしは、不眠症解消コースとしてもオススメできます。
オススメの理由として、すごく分かりやすい話ですが、不眠の解消に効果がある、その名も安眠(あんみん)というツボが胸鎖乳突筋にあるからです。
この分かりやすいツボのおかげで、胸鎖乳突筋ほぐしは、お客様にとてもオススメしやすくなります。
前回ブログのクロスセルですね。
治療院でもよく行われている胸鎖乳突筋ほぐしを是非、相乗効果メニューとして取り入れてみてください。
この記事は2023年5月20日に作成しました。
ブログ作成者 |
ブログ作成者
大阪代表・協会理事長
江口征次
株式会社ヘッドクリック 代表取締役
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
ヘッドライフ 代表管理人
頭ほぐし専門店atama代表
ヘッドスパ専門店atama代表
ハンド、腸セラピー、リンパ等のセラピスト協会 理事長
業務用ヘッドマッサージオイル・施術用枕の販売責任者
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990