ヘッドマッサージ専門家 江口征次
ヘッドマッサージ専門家 江口征次

開業2ヶ月で黒字!「耳つぼジュエリー」とヘッドマッサージの「耳ほぐし」

ヘッドライフ代表、ヘッドマッサージ専門家の江口です。

 

先日、当スクールのヘッドマッサージ資格試験に合格された方から、とても良い報告をいただきました。

 

なんと、娘さんと二人で2024年12月にサロンを開業し、たった2ヶ月後の2025年1月には黒字を達成したとのこと!

 

サロン経営は通常、軌道に乗るまでに半年程度はかかることが多いため、このスピードで黒字化は素晴らしい成果です。

 

では、なぜ彼女たちはこれほど早く安定した経営を実現できたのでしょうか?

 

その鍵となったのが「耳つぼジュエリー」と「耳ほぐし」でした。

 

「耳つぼジュエリー」の再ブームが集客の後押しに!

耳つぼジュエリーの画像

 

卒業生の話によると、近年、SNSの影響もあり「耳つぼジュエリー」が再度注目を集めているようです。

 

耳には全身のツボが集まっており、そこに小さなジュエリーを貼ることで、美容や健康をサポートするというものが耳つぼジュエリーです。

 

見た目もおしゃれで、特に20代30代の女性を中心に人気が高まっています。

 

この母娘サロンでは、耳つぼジュエリーをメインメニューとしているわけではなく、母が行うエステとヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)、そして、娘さんが担当する眉毛を整えるアイブロウのお店です。

 

それでも、サロン開業時から耳つぼジュエリーをメニューに取り入れていたため、この再ブームの波に乗ることが出来ました。

 

人気のため、今では使用するジュエリーが手に入らないほど、どこも在庫が品薄のようです。

 

実際、耳つぼジュエリー目的で来店したお客様が、ヘッドマッサージにも興味を持ち、リピーターになったケースが多かったそうです。

 

つまり、時代の流れをうまく捉えたことで、新規集客の後押しとなり、結果的に2ヶ月という短期間で黒字を実現できたのです。

 

 

ヘッドマッサージと「耳ほぐし」の重要性

 

ヘッドマッサージの施術効果を高める上での「耳ほぐしの重要性」をご存知でしょうか?

 

当スクールのヘッドマッサージ資格講座では、耳をほぐす工程は必須としています。

 

耳には全身のツボがあるといわれていますが、それだけではありません。

 

耳周りの筋肉や筋膜をほぐすことで、脳を心地よく良く刺激し、深いリラックス効果を得ることが期待できるからです。

 

また、耳の穴を広げるテクニックは、日常では得られない体験(脳への刺激)となり、自律神経を鼓舞するといった、気持ちの落ち込みの緩和に繋がることも期待できます。

 

さらに、ヘッドマッサージにおいて耳ほぐしが重要視される理由は、「脳脊髄液」の流れを促進することが期待できるという点です。

 

ヘッドマッサージにおける耳ほぐしの施術画像

耳ほぐしのポイント

✔ 耳をやさしくつまんで押す・引っ張る ・耳の穴を広げる

✔ 耳周りの筋肉・筋膜をほぐして緩める

✔ 側頭骨の動き(頭蓋リズム)をスムーズにして、脳脊髄液の流れを促進する

 

次に「脳脊髄液」と「頭蓋リズム」についてもお伝えします。

 

 

「耳ほぐし」と「脳脊髄液」と「頭蓋リズム」

 

当スクールの1級ヘッドマッサージ資格講座では、頭蓋骨や頸椎を緩めて脳脊髄液の流れを促進することが大きなテーマになっています。

 

特に耳周りの筋肉、筋膜が硬くなると、側頭骨の動き(頭蓋リズム)が制限され、脳脊髄液の流れが滞ることがあるため「耳ほぐし」は重要なテクニックになります。

 

脳脊髄液の流れ(画像)

脳脊髄液とは、脳や脊髄(背骨の中の神経)の栄養でありながら、老廃物を排泄(運搬)する役割を担っています。

 

血液やリンパ液と同じように、この脳脊髄液の流れが滞ると体に不調が現れる可能性があります。

 

自律神経の乱れや疲労の蓄積につながる可能性があり、ヘッドマッサージを行う上で、医療行為ではありませんが「脳脊髄液の促進」は見逃せないポイントです。

 

専門店の本格ヘッドマッサージでは、脳脊髄液の流れを後押しするポンプ運動である「頭蓋リズム」を活性化させるために、頭ほぐし(頭皮の筋膜リリース)を細かく行う必要があります。

 

ヘッドセラピストの皆さんは、頭をほぐすこと、特に頭皮のストレッチ(リフトアップ)のことを「頭皮の筋膜ストレッチ」または「頭皮の筋膜リリース」として認識して施術することが求められます。

 


 

「耳ほぐし」と頭皮の筋膜リリース

頭皮の筋膜リリース(ヘッドマッサージの画像)

今回は、耳つぼジュエリーから派生した話ですが、耳ほぐしと頭皮の筋膜リリースについて知っていただこうと思います。

 

耳が付着している側頭部のほぐし(頭皮筋膜リリース)は、リフトアップの美容テクニックとしても知られていますが、脳脊髄液の促進をテーマとする整体ヘッドマッサージにおいても欠かせないテクニックです。

 

当スクールのヘッドマッサージは、癒される、眠れるなどのリラクゼーションサロンのメニューでありながら、脳脊髄液の流れを促進して、全身の回復を目指す施術です。

 

リラクゼーション的な心地よい体験だけではなく、体調や体質の改善まで目指すことを、当スクールでは、“心地よく改善する”または、“心地よく改善させる”とよんでいます。

 

もちろん体の繋がりを考えると、僧帽筋などの大きな筋肉をしっかり緩める(ほぐす)ことも必要ですが、側頭部は特にしっかりと頭蓋骨から筋膜を剥がすように引き上げていきます。(※テキスト手順12です)

 

しっかり引き上げる(引き剥がす)といっても力任せに行っていては、いくらリズムよく施術をしても不快感が伴った場合は、オキシトシン・セロトニンの活性効果が減少します。

 

リラクゼーションとしての魅力も損なってしまいます。

 

耳ほぐしの効果を高める上で、心地よい力加減で頭ほぐし(頭皮の筋膜リリース)をすることは、“心地よく改善させる”といった意味でもとても重要なのです。

 

 

繋がりを考えた「耳ほぐし」

 

当スクールでは、繋究力(けいきゅうりょく)といって、体や心(脳)との繋がりを考えたヘッドマッサージを提唱しています。

 

ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)施術を行う上で、頭(頭部)または頭皮を単体で見てはいけません。

 

そして、耳ほぐしを行う上では「耳」を単体で考えてはいけません。

 

頭も耳も体の一部に過ぎないため、体との繋がりを無視すると結果的に技術力(サービスの質)が低下するからです。

 

耳がある側頭骨には、乳様突起があり、胸鎖乳突筋が存在します。

 

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋の筋膜は、浅層フロントライン(スーパーフィシャルフロントライン:SFL)の頭皮筋膜からスタートします。

 

頭皮筋膜は帽状腱膜を経由するため、間接的に頭頂部及び、浅層バックライン(スーパーフィシャルバックライン:SBL)に影響を及ぼします。

 

したがって、耳ほぐしをして脳脊髄液の流れを促進するには、理論上、頭頂部からほぐす必要があるということです。

 

また、上半身の浅層フロントライン(スーパーフィシャルフロントライン:SFL)は、頭皮筋膜、胸鎖乳突筋に続き、胸の胸骨筋(肋骨)、そして、お腹の腹直筋にまで繋がっています。

 

当スクールの卒後のブラッシュアップで、胸鎖乳突筋ほぐし講座を開催しているのは、頭皮筋膜を緩めて、側頭骨の頭蓋リズムを活性化させる目的があるからです。

 

また、腸セラピー資格講座では、腹直筋を緩めるため、これもまた耳ほぐしの効果アップが期待できます。

 

お腹の腹直筋も浅層フロントライン(スーパーフィシャルフロントライン:SFL)によって頭(頭皮筋膜)や耳(側頭骨の乳様突起)に繋がっているからです。

 

側頭骨のイラスト

ヘッドセラピストに知ってほしいのは、耳ほぐし=側頭筋が緩む=頭蓋リズムの活性=脳脊髄液が促進という流れです。

 

この流れ(耳ほぐしとヘッドマッサージの仕組み)をさらに効果的にするために、胸鎖乳突筋ほぐしや、腸セラピー(腸揉み)を取り入れることをお勧めします。

 

「耳には全身のツボがある」と認識している人は多いですが、「耳をほぐして、脳脊髄液の流れを促進し、成長ホルモンによって全身の回復を目指す」と、仮説を立てヘッドマッサージをしているヘッドセラピストは少ないのではないでしょうか。

 

※医療行為として行ってはいけません。また医学的な効果の保証(エビデンス)は限られています。


 

「耳ほぐし」と筋膜ライン

 

セラピストなら誰しも、「目の前のお客様にもっと喜んでもらいたい」と思うはずです。

 

サロン経営者もそうです。

 

喜んでいただいてリピーターになってもらうことが経営の安定になるからです。

 

そういった結果に繋がる施術として、治療院でも用いられるのが筋膜ライン(アナトミートレイン)です。

 

この筋膜ラインをリラクゼーションサロンでも活用しているのが、当スクール「ヘッドライフ」になります。

 

それでは、「耳ほぐし」と筋膜ラインについてみていきます。

 

浅層フロントライン(スーパーフィシャルフロントライン:SFL)

浅層フロントライン(スーパーフィシャルフロントライン:SFL)

耳と関わるこの筋膜ラインは、以下、上半身1~4、下半身5.6の筋肉を包む筋膜によって構成されています。

  1. 頭皮筋膜:頭頂部の筋膜(頭頂部のコンディションに関与)
  2. 胸鎖乳突筋:首の側面に位置し、頭部の回旋や側屈に関与
  3. 胸骨筋:胸骨に付着し、胸郭の安定に寄与
  4. 腹直筋:腹部の前面に位置し、体幹の屈曲に関与
  5. 大腿四頭筋:大腿の前面に位置し、膝の伸展に関与
  6. 前脛骨筋:脛の前面に位置し、足首の背屈に関与

参考:アナトミートレインとは何か|お知らせ(記事)|方南町にある幅広い治療を行うふれあい整骨院

 


 

ヘッドマッサージと浅層フロントライン

上記の1~6を見て、当スクールのヘッドマッサージ資格講座の卒業生であるなら気づいてほいいことがあります。

 

1.頭皮筋膜

→ ヘッドマッサージなので、頭皮筋膜は当然ほぐします。

頭皮を柔らかくする点においては、血行促進作用のあるオイルを使用したアロマヘッドセラピーもおすすめです。

 

2.胸鎖乳突筋

→ ヘッドマッサージ資格講座では、リンパを流すのみですが、卒後に胸鎖乳突筋ほぐしも学べます。

胸鎖乳突筋の下には、脳と腸をダイレクトに結ぶ「迷走神経(副交感神経)」が通っているため、整体師の中では、副交感神経を体の外側からアプローチできる部位と考えられ重要視されている筋肉です。

ヘッドマッサージと腸セラピーの組み合わせ「脳腸相関セラピー」の効果を高めるのが胸鎖乳突筋ほぐしでもあります。

 

3.胸骨筋

→ ヘッドマッサージ前の“体の流れを整える施術”で行う、デコルテ、巻き肩(猫背)の予防解消など、肋骨に動きをつけて深い睡眠(安眠・快眠)が得られると講座内で学ぶ部分が相当します。

 

4.腹直筋

→ 腸セラピー資格講座でほぐします。

脳腸相関の考えはヘッドマッサージにおいても重要です。

ヘッドマッサージとセットで行う脳腸相関セラピーは、当スクールの直営店:頭ほぐし専門店atamaが日本で初めて行ったメニューになります。(医療行為ではなくリラクゼーション目的の施術です)

 

5.大腿四頭筋

→ この筋肉は、ヘッドマッサージ前の体の流れを整える際に触る部位です。

鼠径部も行うことでリンパ節を刺激してデトックスしやすい体に整えます。

大腿四頭筋は、初歩的なストレッチで簡単に伸ばせる筋肉であるため、ヘッドマッサージ前にストレッチを行うことも推奨しています。

 

6.前脛骨筋

→ この筋肉もヘッドマッサージ前の体の流れを整える際に刺激します。

疲労がたまりやすく凝り固まっている人が多いため、押されると心地よく感じる部分です。

また、有名なツボ「足三里(あしさんり)」も刺激することで胃腸の活性化の効果が期待できます。

これも脳腸相関に繋がる施術です。

 

このような施術を、ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)が世間に広く認知される前の2010年から行っています。

 

足三里のツボ(位置)

ヘッドマッサージと足三里のツボ

足三里のツボを刺激すると「あと三里(11.7km)歩けるようになる」というぐらい、足(脚)の疲労を緩和するツボです。

ヘッドマッサージのお客様に多いのは、パソコン作業などによるVDT症候群です。

一日中、座りっぱなしで足(脚)がだるいと感じているVDT症候群のお客様に活用したい足三里も外せないポイントです。

耳つぼジュエリーではないですが、円皮鍼(えんぴしん)という置き鍼をする方法もあります。

 


※深層フロントライン(ディープフロントライン:DFL)も側頭筋(側頭骨)に繋がっているといわれています。

 

耳つぼジュエリーと「円皮鍼」

 

前述に「耳つぼジュエリーではないですが、円皮鍼(えんぴしん)という置き鍼をする方法がある」とお伝えしました。

 

私が鍼灸整骨院に勤務していたとき、円皮鍼をもらっては、自分の好きなツボにセルフで貼っていたのが懐かしいです。

 

円皮鍼は、「シール鍼」ともよばれていますが、丸いシールの中央に小さな鍼が飛び出しているもので、自らの体に貼る行為は国家資格がなくても行えます。

 

円皮鍼のイラスト

貼ると鍼が皮膚に刺さるわけですが、ほぼ痛くありません。

 

そして、鍼灸師さんが使用する通常の鍼を刺したまま日常生活は出来ませんが、円皮鍼なら張ったまま、ほとんどの日常生活ができるメリットがあります。

 

鍼を皮膚に刺すわけですから、衛生面もさることながら安全面でも、他者に施す場合は鍼灸師(国家資格者)でないと扱えません。


 

鍼を刺す行為に対して国家資格が必要なわけで、鍼でなければ国家資格は必要なく他者(お客様)に行えます。

 

この点を利用したのが、耳つぼジュエリーです。

 

耳つぼジュエリーは、鍼ではないため国家資格を持たないリラクゼーションセラピストでも扱えます。

 

他にも、肩こりに使用する「ピップエレキバン」も同様です。

 

鍼の代わりに磁気を使用して、血管拡張物質でもある一酸化窒素の合成を促進するものです。

 

円皮鍼の鍼の部分が樹脂タイプのものがあり、それはリラクゼーションサロンでも使用できます。

(医療行為として行ってはいけません)

 

例えば、ヘッドマッサージの後に胸鎖乳突筋にある「安眠のツボ」に、“鍼ではない”円皮鍼(樹脂タイプ)を貼ってあげるなど。

 

この行為は鍼治療に該当しないため、リラクゼーションサービスとして可能と考えられます。

 

サロン開業・経営・集客にはいろんな方法がありアイデア次第で経済的にも豊かになります。

 

サロン運営での注意店

「国家資格が必要な施術ではなく、リラクゼーション目的の施術です」と明記する。

「鍼灸治療とは異なります」「効果には個人差があります」「医学的な効果の保証はありません」という注意書きを追加する。

 

安眠のツボ(位置)

安眠のツボの位置

乳様突起から胸鎖乳突筋を指一本分ほど下に下がったところ。

 


<参考>

サロンで使える刺さない円皮鍼

スマリハストア:円皮鍼ゼロ 

 

おすすめの資格

睡眠ライフスタイルプランナー資格講座

 

 

耳つぼジュエリーと「ペインシフト療法」

 

耳つぼジュエリーや円皮鍼に類似しているもので「ペインシフト療法」というものがあります。

 

ペインシフト療法とは、痛み(ペイン)をシフト(移動)させることで、痛みを軽減・緩和させる代替療法のことです。

 

テレビで放送されている世界陸上を見ていると、必ずと言っていいほど、世界のどこかしらの選手がペインシフトのテープを首などに貼っているのが見受けられます。

 

ペインシフトの考えは1965年からあり、世界中のアスリート・スポーツ選手から支持されている実績があるものです。

 

痛みのある部位に直接アプローチするのではなく、筋膜など関連する部位にアプローチすることで痛みの位置を変えたり、痛みの感じ方を調整したりするという特徴があります。

 

ペインシフト療法は、「反射点」という概念があるため、「反射区」を使用するリフレクソロジーや、ツボ、トリガーポイントと繋がる部分があります。

 

ペインシフト療法は良い意味で痛み(刺激)をシフトさせる考えですが、私がヘッドマッサージ資格講座でお伝えしているゲートコントロール理論は、「気持ちが良い刺激を他にシフトさせないでください」という意味のペインシフトです。

 

耳つぼジュエリーは、耳のツボ(反射点)を活用した遠隔療法であるため、ペインシフト療法の仕組みを知っている人であれば、耳以外にも耳つぼジュエリーを貼れるのではないでしょうか?

 

そうすることで、お仕事の幅も広がります。

 

目の周りにある眼精疲労のツボにも貼れそうですが、その場合、オシャレではないため需要を失います。

 

眉間にある印堂のツボに貼るとインド人のようになるため却下ですね。

 

頭痛や不眠対策で頭皮にジュエリーを貼るのは難しいと思いますが、完骨のツボであれば、毛は生えていない部分で、しかも襟足の髪で隠れるため問題ありません。

 

ですが、見えない部分に貼るのであれば、ピップエレキバンで良いのかも?

 

広い面積で見えるところに貼るのであれば、タトゥーシールでも良いかもしれません。

 

余談が多くなりましたが、ペインシフト療法の考え方は、セラピストとして知っておくことをおすすめします。

 

 

私は耳つぼダイエットの開発者から教わりました

 

約20数年前、私は大阪梅田にあったナショナル整体学院に通っていました。

 

全国区のナショナル整体学院ですが、関西校は当時、小林整骨院グループが経営しており、授業の一つとして耳つぼダイエットがありました。

 

私は、耳つぼダイエットの開発者の小林先生から直接学びました。

 

20数年前は、ジュエリーはなく、金粒(きんりゅう)という小さな玉を医療用テーブで貼っていたと記憶しています。

 

医療用テープを適度なサイズにハサミで切り、ピンセットを使って金粒を耳に貼り付けます。

 

しかし、不慣れな学生たちなので金粒を落としてしまい、小さな粒を見つけるのが大変です。

 

耳つぼダイエットとは、耳にある交感神経が活性するツボに金粒を貼って食欲を押さえるという仕組みです。

 

そして、食事を抜くダイエットでは、不健康になるため栄養補助としてアロエベラジュースを摂取するまでが耳つぼダイエットです。

 

小林先生のアロエベラジュースは、今ではすっかり、ネットワークビジネスとして有名になっていますね。

 

当スクールでは、他の受講者に対して、商品及びサービス等の購入の勧誘、宗教等の活動への勧誘、セミナー等への参加の勧誘等一切の勧誘活動を禁止しております。(受講規約16条・遵守事項より)

 

 

耳つぼジュエリー×ヘッドマッサージの相乗効果

 

サロン開業からたった2ヶ月で黒字化した今回の母娘サロンの成功事例からもわかるように、耳つぼジュエリーとヘッドマッサージは相性抜群です。

 

ツボの概念からも相乗効果が見込める、不自然ではない、親和性が高いメニューです。(個人差があり、効果を保証するものではありません)

 

耳をしっかりほぐした後に耳つぼジュエリーを施すことで、よりツボへの刺激が伝わりやすくなります。

 

そこで、お客様への提案として、「ヘッドマッサージの施術後に耳つぼジュエリーをプラスする」というメニューを考えてみてはいかがでしょうか?

 

例えば、

✅ ヘッドマッサージの施術後に「リラックス効果を高める耳つぼジュエリー」

✅ 美容目的の方には「フェイスラインを引き締める耳つぼジュエリー」

✅ 自律神経を整えたい方には「ストレスケアの耳つぼジュエリー」

 

このように、お客様のニーズに合わせた提案をすることで、満足度の向上とリピーター獲得につながる可能性が高まります。

 

※あくまでも一例であり、個人差があります。またエビデンスは限られおり、医師による医学的な効果の保証はありません。

 

まとめ:成功のカギは「技術×時代の流れ」

 

今回の母娘サロンの成功事例は、技術力だけでなく、時代の流れをしっかりと捉えたことが大きな要因でした。

 

ヘッドマッサージの施術に「耳ほぐし」を取り入れることは、自律神経の調整や脳脊髄液の流れを促進する重要な施術の一つと考えられています。

 

さらに、トレンドを活かした「耳つぼジュエリー」のような施術との組み合わせは、新規集客やリピーター獲得において大きな武器になりそうです。

 

ライバル店が増える中、今後のヘッドマッサージサロン運営においては、確かな技術を持つことはもちろん、時代のニーズを見極め、柔軟に取り入れることが成功の鍵となるでしょう。

 

これからサロンを独立開業する方、またはすでにサロンを運営している方も、ぜひ「耳ほぐし」の奥深さを追求し、施術の幅を広げることを意識してみてください。

 

ヘッドマッサージ(ドライヘッドスパ)の専門家のヘッドセラピストとして、確かな技術と知識を持ち、お客様にとって最適なケアを提供することで、より多くの方の健康と美容をサポートできるはずです。

 

今回は、耳つぼジュエリーを宣伝しているようなコラムになりましたが、当スクールでは、耳つぼジュエリーや耳つぼダイエットの講座は行ておらず、ジュエリーの販売もしておりません。

 

作成日

2025年2月25日


ヘッドライフ江口

この記事の執筆者

江口征次  

 

インスタグラム大阪会場

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家

Head Life(ヘッドライフ)代表

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長

株式会社ヘッドクリック 代表取締役  

頭ほぐし専門店atama代表

ヘッドスパ専門店atama代表

 

【商品】

・日本初、ヘッドマッサージ施術用枕の販売

・日本初、業務用ヘッドマッサージオイルの販売

 

【登録商標】

・頭ほぐし専門店atama 登録5576269

・頭ほぐし整体院 登録5977517

・骨相セラピー 登録5790990

 

ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージの専門家として、2010年よりヘッドセラピスト養成講座を開始し、日本全国、海外からも受講がある人気ヘッドマッサージ資格講座を主催している。