皆様のサロンは何時にオープンしていますか?
お客様は何時頃が一番ご来店されますか?
お客様にどんな風な効果をもたらしたいかにより、営業時間やアドバイスも変わると思います。
受講生から、
『夕方に施術をしても夜の睡眠に影響はないですか?』
『ヘッドマッサージをして眠っていただいても夜またぐっすり眠れるのはなぜですか?』
そんな質問をよく受けます。
お客様の生活状況もありますので、絶対そうですというのは難しいですが、今回私は、セロ活という視点からご説明致します。
皆様のサロンでの集客にお役にたてれば幸いです。
結論からいいますと、夕方の施術で眠っても夜には影響はありません。
夜のようにそこまで熟睡してはいないです。
影響がない理由としては、
お昼寝というのは、太陽がでているときの仮眠であり、メラトニンが出ていない状態なので、夜のように深い眠りでもなく、何時間も続くこともありません。
眠っているのも60分の施術の中でもせいぜい30分程度で目が覚めると思います。
江口代表も講座の中で60分の施術を行うのは、その中で30分程度、寝ていただくためとおっしゃっていました。
最初から最後まで60分眠っていただくことは難しいと思います。
じっくり時間をかけて体と心をほぐしていくのです。
当協会がショートコースをしない理由も一つは、ここにあります。
多分、ショートコースでは、ただの気持ち良かった、で終わってしまうと思います。
ショートコースでそれ以上の結果が出せたら、私達はゴッドハンドとして今頃有名人になっているでしょうね(笑)
ショートコースの場合は、また目的が少し変わりますからね。
夕方のヘッドマッサージは、是非オススメしていただきたいので、一緒にそのお話を致します。
☑セロ活からのメラトニン生成が即座にできること
☑オキシトシン分泌によりストレス解消
夕方や夜のセロ活で、セロトニンが分泌されると即座にメラトニンに変換されます。
ですから、夜のウォーキング(セロ活)もオススメです。
メラトニンのピークは夜12時前後です。
私達がしているのは、その頃よい眠りに導くための準備です。
そして施術により、オキシトシンも分泌されるので、ストレス解消になります。
勿論オキシトシンはセロ活にもつながります。
東邦大学医学部の有田教授も、夕方は『癒しのグルーミングタイム』とおっしゃってます。
グルーミングは色々ありますが、そのうちの一つ心地よいタッチにより、私達はオキシトシンを分泌させ、ストレス解消、そしてゆっくりと心身のクールダウンをして、夜の睡眠へと導きます。
つまり、交感神経から副交感神経へと導いてます。
ちなみに、中途覚醒をしないで、夢もみないで朝までぐっすり眠れる人と、そうでない人がいるのは、メラトニンの分泌量の違いです。
だから施術でセロ活によりメラトニンが充分に分泌されるとよい睡眠が期待できます。
どれくらい増えたかどうかは、私達もわかりません。
お客様には、翌日にサンキューメールをお送りし、それをさりげなく確認しています。
「いつもよりぐっすり眠れた」
「一度も目が覚めなかった」
などお返事いただけると嬉しいですね。
そこで初めてなんで眠れたのだろう?
となりお話を聞いてくれたり、またリピートしてくださるのだと思います。
案外お客様は、そこに気づかない方が多いですよ。
その時気持ちよいだけではないということが気づくことが、生活を変えていこうと思うきっかけになります。
いつもお伝えしているように、私達は気付きを与えるお仕事ですから。
ヘッドマッサージのオススメ時間をお伝えしてます。
朝、午前中の施術はセロトニンを活性してよい1日のスタートに!
昼は高ぶった交感神経をよい状態に戻す (リラックス効果)とともに、セロ活によりやる気や集中力を高めることや、心の安定のために!
夕方は夜の質の良い睡眠のため、ストレス解消に!
分かりやすく例えますと、
健康の為にやっていることがほとんどがセロ活なんです。
朝、ヨガや気功などもセロ活です。
昼の散歩、座禅、瞑想など、
そして、夜は家族団欒、
ふれあいによるグルーミング、
それを私達はヘッドマッサージという方法でやっているのです。
自分の技術に価値を付けてください。
言葉を変えてみます。
自律神経を整えることが期待できる効果ですので、そちらからご説明しますと、
朝は、副交感神経から交感神経に!
昼は、高ぶった交感神経を鎮めるため!
逆に副交感神経優位の昼間は疲れます。
ダラダラ過ごすとセロ活できてません。
これが自粛の時のコロナ鬱の一つの原因です。
夜は交感神経から副交感神経へ!
私が学んだ自律神経を整えるということは、その時々にセロ活が影響を与えています。
交感神経は昼は優位であるべきですが、ストレスなどで過度に高ぶってるのです。
それをリラックスして交感神経をよい状態へ導いているのが私達リラクゼーションだと思います。
セロ活講座では、朝起きたとき体内リズムや脳の中はどうなっているのかもお伝えしています。
そこでさらに、ポジティブに心地よく生活できるために行うのがセロ活です。
セロ活は心と体へのアプローチの一つの手段です。
だからセロ活は元気に過ごせる一つの秘訣だと思います。
まさに幸せホルモンです。
講座の宣伝になりましたが、セロトニンについて知ることで、お客様に合わせたアドバイスができると思います。
サロンのブログやInstagram(大八木)でもセロ活アドバイザー講座受講生の方がどんどんセロ活を発信して下さっております。
セロ活ヘッドマッサージといえるのも、
協会のヘッドマッサージ1級の認定試験を合格し、
更にセロ活を深めることでそれが『強み』になれば幸いです。
自信のなかった私もセロトニンを学び癒しの『強み』ができました。
最後に
そもそも、理想のお昼寝は朝しっかり目覚めて活動し始めることが前提です。
補う、仮眠として行うことが理想だそうです。
それを前提にお話をしていますので、夜勤の方などはまた話が変わります。
次回は名古屋代表の藤井先生が、この質問の解答をヘッドマッサージや睡眠学からお伝えしていきます。
私達の情報、言葉が皆様のお役にたちますように。
そして必要な方へ届きますように。
この記事は2021年8月2日に配信しました。
ブログ作成者
大八木さとこ
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会東京代表
セロトニンDojo認定セロトニントレーナー
睡眠健康指導士
感涙療法士
セロ活アドバイザー資格の監修者
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セロトニン第一人者の東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂先生にテキストの監修と講座の許可を得て開催しております。
有田先生の主な著書
「自律神経をリセットする太陽の浴び方」
「脳からストレスを消す技術」
「ストレスすっきり!脳活習慣」
「セロトニン欠乏脳」その他50冊以上
◆科学的根拠に基づいたヘッドマッサージ
https://www.headlife.org/serotonin2/
◆動画:癒しの化学(基礎)
◆動画:東邦大学医学部名誉教授と対談
https://www.headlife.org/mov1-5/
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◆脳内血流促進法(ポンピング法)
最短時間で脳の血流を改善し、脳疲労解消、自律神経調整、認知症予防、脳梗塞の予防を行います。
https://www.headlife.org/pumping/
◆ロッキング法
仰向けの状態で身体の背面をほぐすテクニック。骨盤が緩めば頭蓋骨も緩みさまざまな効果が期待できます。
https://www.headlife.org/rocking/
◆頭蓋底リリース法
指が届かない頭蓋骨の底の中心部分を緩める手技です。脳脊髄液の流れが良くなることからホルモンバランスが整い更年期障害や体質改善に有効です。
https://www.headlife.org/release/
◆頸椎の牽引
ヘッドマッサージの必殺技!α波2が高まりセロトニン活性が行えます。
https://www.headlife.org/kenin/
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★各講座の違い・料金
https://www.japanese-headmassage.com/course/
★開催スケジュール