2018/03/14
ヘッドライフ通信をお読みいただき誠にありがとうございます。 ヘッドマッサージの専門家・スクール代表の江口です。
先日、ヘッドマッサージ資格講座の受講生さんたちとサロン巡りの話題になりました。
サロン業界のマーケティング調査 |
私もサロン開業前は、毎月1度は、どこかのサロンに偵察に行っていました。 サロン巡りをするとたくさんの発見があるからです。
・メニュー
・価格帯
・チラシ
・受付票(カウンセリングシート)
・内装や照明
・音楽(BGM)
・制服
・アロマやお香の香り
・電話の着信音
・留守電のメッセージ
・施術後のお飲物
・ヘッドのサイズ
・個室の広さ
・スリッパ
・タオル
・トイレの空間
・店内POP
など
例を挙げるときりがありません。その店舗の家賃も調べ、求人募集要項から人件費まで調べてシミュレーションするほどです。
スパイ行為のようですが、サロン業界のマーケティング調査です。
返報性の法則(原理) |
受講生さんのお話を聞いていて、ぜひ、皆さんに実践してほしいことがあります。
サロン巡りの際は、思い切って「自分もセラピストをしていて開業しようと思っています。」と言ってみてください。
すると、意外とみんな親切です。
「このあたりの土地柄は・・・」
「このあたりの客層は・・・」
「集客で効果があるのは・・・」
「○○にある○○サロンに行くと勉強になるよ・・・」
「今度○○でイベントがあるよ・・・」
といった情報をいただけるようです。
店主にお願いして、名刺やチラシのデザインを丸パクリさせてもらう人もいれば、ホームページの作成業者を紹介してもらう人もいます。
自らが正直に腹を割って話すと、本当に欲しい情報が手に入るようです。(生徒さん談)
まずは、自分が先に心を開くこと。
そうすると、相手は、「お返しをしてあげたい」という気持ちになります。これを「返報性の法則(原理)」といいます。
正直者は得をする |
私は、講座の中で自分の失敗経験や苦悩していることなど、ネガティブな部分までお伝えします。
そうすると少し笑いが起きたりします。会場の雰囲気が和み、生徒さんの質問の手があがりやすくなります。
講師の私が、ポジティブやエネルギッシュで押し切ると、意外と生徒さんはついてきてくれません。
生徒さんの中には、 エステやマッサージをやっているのに「未経験です。」サロン開業をしているのに「主婦で無職です。」と言って身分を隠す人がいます。
とくに、柔道整復師、鍼灸師、理学療法士。私もそういった現場で働いていたので、リラクゼーションの人には伝わらないけど、国家資格者向けの施術理論や治療院での施術の導入方法、集客アドバイスも多少できます。
授業の最後に「実は鍼灸整骨院をしています…」と言われることもありますが、「最初に言ってくれたら良かったのに」となります。
「治療院」と「リラクゼーションサロン」では、施術や運営のノウハウに根本的な違いがあります。そのことについては、また別の機会にして話をまとめます。
情報は外にあることが多い |
話を戻すと、より多くのサロンを見たほうが、より良いサロンが作れます。
それは、間違いないと思います。心の準備も整うのでオススメです。
ほとんどの場合、情報は「外」にありますが、その情報をうまく吸収できる人って、心を開く人(内なるものを見せる人)なのですね。
受講生と話していてすごく勉強になりました。
「サロン作りは、サロン巡りから」自分の理想に近いサロンを巡るとよいです。
あなたは、まだ家にいますか?
追伸
店内を撮影したい場合は許可をもらってから行いましょう。無断撮影はやめてください。
記事作成日
2018年3月14日
修正
2023年6月24日
記事作成者(ヘッドマッサージの専門家) |
スクール代表・協会理事長
江口征次
株式会社ヘッドクリック 代表取締役
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会 理事長
ヘッドライフ 代表管理人
頭ほぐし専門店atama代表
ヘッドスパ専門店atama代表
ハンド、腸セラピー、リンパ等のセラピスト協会 理事長
業務用ヘッドマッサージオイル・施術用枕の販売責任者
【登録商標】
・頭ほぐし専門店atama 登録5576269
・頭ほぐし整体院 登録5977517
・骨相セラピー 登録5790990