女性脳を癒す寄り添いとは(セロ活アドバイザー)

ヘッドセラピスト|セロトニントレーナー|東京代表講師 大八木さとこ
ヘッドセラピスト|セロトニントレーナー|東京代表講師 大八木さとこ

 

今回、セロ活アドバイザー資格講座のオンライン会でお伝えした内容を共有します。

 

「寄り添いとは何だろう」と考えたことありますか?

 

家族の不調、特にお嬢様の不調で悩まれ、何かできないかとヘッドマッサージや腸、ハンドを習得にいらっしゃる方が増えました。

 

そんな家族へ施術をするのはお勧めです。是非、施術してください。

 

私も娘が2人いて同じ思いがあります。お子さんにどう寄り添うか悩まれている方、家族を癒したい方、セラピストをされている方のヒントになればと思います。

 

デジタル社会になり、環境も違うので断言はできませんし、不調の原因は色々あります。

 

ただ本来の脳の働きを知ることで、何かお役にたつ情報や気づきがあれば嬉しいです。

前頭前野の4つの働き

 

 今月のセロ活アドバイザー講座オンライン

 

セロ活アドバイザー講座のオンラインで今回は『女性の体とセロトニン』の話をしました。

 

もともと体や脳の作りが違うのに、現代の女性は男性と同じように活動しています。

 

だから不調も多いのかもしれません。本来の脳の違いがわかるとそれがヒントになり対応できると思います。

 

改めて女性脳、男性脳、女性ホルモンの周期についてお話させていただきました。

 

ちなみに、過去の内容です。質問も承り、毎回情報もお伝えしています。

 

2022年

5月『トリプトファンの食事』

6月『無意識の脳状態・呼吸法』

7月『かみしめ』

 

2021年の内容はコチラ

 

最近、セロ活ADをご受講された方で聞きたい内容があれば、ご遠慮なくご連絡ください。

 

 女性が不調になる時期

セロトニンと更年期・出産・産後

 

女性の体は女性ホルモンが変化して月経期・卵胞期・排卵期・黄体期と1か月で4つの切り替えをしています。

 

排卵期・黄体期は特に不調が目立ちます。本来はゆっくり過ごすのが良いのです。

 

セロトニンとエストロゲンは関係性があり、排卵日を境にエストロゲンが減る時期は、セロトニンも減ります。だから余計に不調にもなりやすいのです。

 

そして、一生のリズムでみると更年期に入るとエストロゲンが減り、さらにセロトニンも減るので、ダブルパンチです。

 

この時期の不調が更年期障害です。

 

それから、出産後に一気にエストロゲンが減ります。その時期に母親に必要な別のホルモンも分泌され授乳をし、育児をして母親の体は保たれています。

 

特に赤ちゃんと過ごしてオキシトシンの分泌をしっかりすると良いのです。

 

しかし、現代はそうもいかない社会で、早期の社会復帰など男性と同じようなドーパミン的な活動をしているのが現代の女性なのです。

 

本来の体の細胞や仕組みは変わってないのに社会が変わっただけです。

 

私は社会復帰を否定するのではなく、協力が必要なこと、周りがそれを理解することが大切だと思います。

 

女性ホルモンが減るこの3つの時期には特に意識的にセロ活やストレス解消のオキ活を行うのが理想です。

 

これだけだも体が大変なのに、現代の社会はさらにストレスを受けてますからね。

 

 女の子の脳とセロトニン

前頭前野の4つのはたらき

 

セロトニンは、前頭葉の先端部分の前頭前野に影響を与えています。

※参考:癒しの動画(前頭前野とセロトニン)

 

前頭前野は、主に4つの脳の働きがあります。

意欲脳・共感脳・集中脳・切替脳です。

 

本来、女の子は共感脳が強く、男の子は意欲脳が強い特性があります。これは、視床下部にある性ホルモンの影響もあるそうです。

 

女の子は、3~4歳でセロトニンの分泌が大人並みになるそうです。さらに、女性は思春期になると女性ホルモンが分泌されセロトニンも増えてきます。

 

特に前頭前野にある共感脳、切替脳はセロトニンが影響するので、女の子は早い年齢から気づかいができたり、一緒にグループ行動をしたり、気持ちの切り替えが早いのです。

 

だから女性が一人ぼっちになるのは、脳科学でみるととても酷なことです。そして、切替脳がうまく働かないと鬱状態になりやすいのです。

 

 女性脳を癒す方法

セロトニンの出し方

 

男性でも女性でもオキシトシン効果はストレス解消におすすめですが、特に女性を癒すことに意識したいのが『共感』です。

 

女性が活性しやすい『共感脳』は、セロトニンの影響を受けますのでセロ活がおススメです。

 

そしてセロ活をしながら、ここで周りがどう対応したらよいかというと、寄り添いです。

 

さて、冒頭でも伺いましたが、寄り添いとはどうゆうことだと思いますか?

 

私たちがオススメする寄り添いこそが『共感脳の活性』なのです。

 

どうしても言いたくなる言葉があります。

 

「〇〇だから頑張ろう!!」

「もっと〇〇ならできるよ!!」

 

これはドーパミン的な寄り添いです。

 

特に落ち込んだ女性に必要なのは期待も目標もいらないセロトニン的な寄り添いです。

 

『一緒に何かをする!!』 これだけです。

 

料理をする、散歩する、買い物する、映画をみるなど、ただただ一緒にやるだけです。

 

これが共感脳の活性です。

 

もちろんオキシトシンも分泌します。 一緒にいるだけでいい、話をきいてくれるだけでいいという女性特有の癒しの方法が脳科学的にも説明できるのです。

 

 

 骨盤を意識した呼吸法

骨盤を意識した呼吸法

 

今回は、女性ならではの骨盤を意識した呼吸法をお伝えしました。

 

色々な呼吸法があり、毎回、オンラインで少しずつお伝えしています。

 

その方に合わせて出来たらいいなと思っています。

 

丹田呼吸法をしますが、吸うときに骨盤が開くを意識し、吐きながら閉じるのを意識する。これだけです。

 

深呼吸をしようとか考えず骨盤を意識するだけで、自然と丹田呼吸法ができます。

 

 

 最後に気付きの質問

 

今回の内容も皆さんが知っているようなことですが、人の行動が変わるのは本人が気づくことです。

 

私も、分かっているようでわかっていませんでした。 学ぶたびに、「あ、そうか!!」「たしかにそうだ!!」と気付けたから変われたこともありました。

 

いつもお伝えしているようにセラピストは気づきを与える仕事だと思っています。

 

最後に一つ皆様に気付きの質問です。

 

「ご飯食べるときは何を意識してますか?」

 

消化吸収は、副交感神経優位になると活性します。ご飯を食べるときPCしながら、携帯しながら、仕事の合間にパクっとしてませんか?

 

これ交感神経優位にしているので消化に良くないですよ。

 

ゆっくり食べるとか、おしゃべりしながら食べるということは副交感神経を優位にしているんですね。

 

私も「はっ!!」としました。 また気づきを配信していきます。

 

 

随時募集中!

 

このブログは2022年8月25日に配信しました。

 

 ブログ作成者

 

東京代表講師

大八木さとこ

 

一般社団法人

日本ヘッドセラピスト認定協会スクール

インストラクター

 

セロトニンDojo認定セロトニントレーナー

睡眠健康指導士

感涙療法士

 

インスタグラム

 

 セロ活アドバイザー資格の監修者

 

セロ活アドバイザー講座

 

セロトニン第一人者の東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂先生にテキストの監修と講座の許可を得て開催しております。

 

セロ活アドバイザー認定講座

 

 

有田先生の主な著書

「自律神経をリセットする太陽の浴び方」

「脳からストレスを消す技術」

「ストレスすっきり!脳活習慣」

「セロトニン欠乏脳」その他50冊以上

 


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