おすすめ
サロンメニュー
セラピストのお仕事は「一期一会からスタートし、リピートされ愛されるもの」
一期一会とは、「生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念する」という意味です。
これから、たくさんのお客様に出会い、毎日、毎回が勝負です。
お持ちの症状は人それぞれ、正しく対応しなければ、もう二度とお会いできないかもしれません。
本当の意味の一期一会に勝利しないと、リピーター獲得にはつながりません。
施術セラピーは掛け算
セットメニューは足し算ではなく、掛け算です。人間の身体はすべてが繋がっており、局所と局所が全体を引き上げる想像以上の効果を発揮するときがあります。
今お持ちの技術に、相乗効果となる他のメニューを掛け合わせるだけで効果が倍増するとしたら、やらない理由はありません。
そして、効果とは身体的変化だけではなく、心の変化も含みます。お客様の心からの喜びを受け取ることができれば、私達セラピストもさらなる変化を成し遂げ、幸せのステージが上がるはずです。
自律神経改善コース
|
エステ、整体、リラクゼーションは、医療ではないため「治す」とは言えず、「緩和する」や「自然治癒力をサポートする。」と言います。
その自然治癒力を下支えしているチカラこそが自律神経です。
反対に、自律神経が乱れてしまうと、自然治癒力を損ないます。
だからこそ、サロンセラピーの本質は「自律神経を整える、または回復させる」こと就きます。
自律神経を改善、回復させるメニューがセラピストにとって、ご利用のお客様にとって一番魅力的になるのは間違いありません。
そして、自律神経が整うときは、決まってリラックスの副交感神経が優位の時です。
人間が一番リラックスしているときは、本来、眠っている時ですね。
眠っている人より、目覚めている私の方がリラックスしている、なんて話はありません。
そういった意味で、お客様が眠ってしまうほどの施術、または、自宅に帰って爆睡できる施術を提供したいものです。
さあ、はじめよう!
ワンランク上のセラピー!
▼ ▼ ▼
1.脳腸相関セラピー
|
脳腸相関(brain-gut interaction)をご存じですか?
知らなければ、セラピストとして、情報弱者です。
これは医学の常識でセラピストにも重要な言葉です。
例えば、脳でストレスを感じるとお腹が痛くなる。反対に、腸の不調は、脳で不安感が増すと研究報告があります。
これは、脳と腸が、自律神経やホルモンなどを介して相互関係であることを表しています。
脳と腸は、自律神経を整える「幸せ物質」セロトニンの90%以上にかかわる場所です。
脳と腸のセロトニン活性が自律神経を整えることは間違いありません。
そして、脳から出ている自律神経の一つが迷走神経です。迷走神経は、腸を動かす蠕動運動を行っています。
その迷走神経は、副交感神経支配。
要するにリラックスしたときに活発になる神経です。
緊張するお仕事が終わった瞬間、急にお腹がすいたり、マッサージ中にお腹がグルグルと鳴ることはないですか?
脳が解放されると腸も解放され、腸が解放されると脳が解放される、「脳腸相関セラピー」はリラクゼーション最強の施術です。
※米国立精神衛生研究所などの研究により、脳と腸をつなぐ迷走神経が免疫系に関与することもほぼ確実と2014年には報告されています。
2.デトックスセラピー
|
まず、デトックスとは、医学的な定義はありませんが、一般的には、体内の毒素(老廃物・有害ミネラル)を体外に排出することで、身体の解毒、または、浄化のことをいいます。
体内に毒素が溜まると、必要な栄養の吸収が阻害され、免疫力の低下、体調不良、アレルギー、美容など全身に悪影響を及ぼします。
リンパは、身体の下水道と呼ばれるほど、毒出しのイメージがありますが、その主な役割は、
①老廃物の回収と排泄 ②菌を退治し、異物や細菌を血管に入れないようにするフィルター機能③ウイルスなどへの抗体を作り、病原菌の再侵入を防ぐ免疫機能です。
つまり、リンパの流れが滞ると老廃物、毒素がうまく排泄されず体内に蓄積してしまいます。
その解毒のフィルター機能をつかさどっている場所が全身に約800ヶ所あるとされる「リンパ節」です。
また、腸はパイエル板という組織があり、人の免疫力の約70%がつくられる最大の免疫器官です。
腸管免疫と呼ばれ、病原菌やウイルスを撃退し、有害物質が体内に取り込まれないように防御しています。
いくら口から栄養をとってもデトックス出来ない体では健康は手に入りません。
近年は、「腸活」ブームにより、腸への意識は高まっていますが、腸以外の免疫にも目を向けないといけません。
腸を含む、全身のリンパ節を刺激しリンパ液の流れが良い体を手に入れたいものです。
施術の後にデトックスティーがあると喜ばれます。
3.根拠がある指導
|
今や街中、サロンだらけです。2008年のリーマンショックの後はデフレが進みリラクゼーション業界は、60分2980円のサロンが急増しました。
今後、コロナ不況を受けて、また格安マッサージ店が増えると予想しています。
「ただほぐすだけ」でやっていける時代は終わりました。
本物だけが残っていく時代になります。
これからのセラピストは、科学的根拠、解剖学的根拠に基づいて施術や健康へのアドバイスをしなければいけません。
まずは、浅く広く知ることから始めてください。
もちろん、深堀りして学ぶことも多々ありますが、掘れば掘るほど「医療」になることに気づきます。
セラピストなら、まずは、浅く広くが学びの基本です。
科学や解剖学を理解すれば、施術やアドバイスに説得力が増し、自信にもつながります。
4.脳脊髄液ブーム
|
2010年からリラクゼーション業界では初めて、脳脊髄液の流れを促すヘッドマッサージの専門店をしており、
「いつか脳脊髄液ブームがくる!」と信じてやっておりますが、 2017年のユーキャン新語・流行語大賞トップ10にも選ばれた
「睡眠負債」の影響もあり、睡眠を深く勉強された方が脳脊髄液にたどり着くようになりました。
まだまだブームとは言えませんが、脳脊髄液は古くから「生命の源」とも呼ばれており、老廃物を回収するだけでではなく、ホルモンの運搬や自律神経、免疫力、自然治癒力に大きく関わっている本当に重要な体液です。
その大切さは、米国ロチェスター大学の発表にもあるように、
「人は睡眠中に脳の細胞が縮んで隙間を作り、脳脊髄液の流れが活発になることで老廃物を流し出す。睡眠は脳のクリーニング。」と述べています。
人は眠っている間に脳脊髄液の流れが4~10倍にもなると言われています。
しっかり眠ること、眠らせる施術のヘッドマッサージへの期待は高まるばかりです。
脳脊髄液は血管から染み出した液体です。血液の質が悪ければ、脳脊髄液の質も悪くなるため、血液に栄養を運び込む腸のコンディションも整える必要があります。
やっぱりヘッドマッサージ+腸セラピーの「脳腸相関セラピー」はリラクゼーション業界で最強のメニューです。
最後に、
「人は1日の3分の1から4分の1を寝て過ごさなくてはならない。その理由についてはエネルギー消費量の節約だとか、記憶の整理と固定、免疫調整などさまざまな仮説が挙げられている。今回取り上げた「睡眠中の脳内清掃作業」も今後の教科書には間違いなく記載されるだろう。」(日経ナショナル ジオグラフィック社)
人や社会を支えるリラクゼーションセラピスト
ホメオスタシスとは、身体を常に一定の状態を維持しようとする働きのことで「恒常性」とも呼ばれます。
ホメオスタシスに関わっているものは、交感神経と副交感神経を司る「自律神経系」や生体のバリア機能を得意とする「免疫系」、ホルモンを生成する「内分泌系」です。
この恒常性が脆弱化した場合は、普段出るはずのホルモンが分泌されず、免疫能力も不十分となり、自律神経も乱れます。
「ストレスは万病のもと」と言われますが、恒常性の乱れを緩和するためには、まず、最初にストレスを除去していくことが有効であると示唆されています。
緊張したりストレスが溜まると体内にストレスホルモンのコルチゾールが増加し、増えすぎたり、長い期間、溜まっていると高血圧や鬱病を誘発します。
心の換気をうまくすることや、身体の健康管理を行うことで、セロトニンなどの幸せ物質を分泌しやすくすることが重要であると考えます。
つまりは、小さな健康管理やこまめな健康意識が結果として身体的にも精神的にも充足させるということです。
日々の健康維持、増進、病気の予防、緩和ケア、ターミナルケアなど、私達リラクゼーションセラピストがお役に立てるシーンは無限に存在しています。
あなたは、どんな手に癒されたいですか?ヘッドライフが勉強のお手伝いいたします。
2021年4月20日作成
このページの作成者